別府市は、市営温泉の15施設の入浴料を2020年10月から平均で1.3倍に値上げするそうです。
えっ~~~~⁉
それは、チョット待ってよ!聞いてないよ~(怒)
しかし、これは確かな情報で今開催されている議会で承認されるようです。
値上げされる理由はどこにある?
別府市営温泉は、何でも毎年12,500万円も赤字が出ていたそうです。
その赤字を補うために値上げをして、赤字を2,500万円までに減らすそうです。
また、維持が厳しい共同温泉からの値上げ要望や市議会からの経営改善を求められたため今回の値上げになったそうです。
そりゃ~、毎年1億以上の赤字が出ているんだったら、当然誰だって値上げしますよね。
今回の値上げで、別府市の温泉課は以下のようにコメントしています。
市温泉課は「価格が安すぎとの指摘があり、老朽化が進む施設の整備、維持管理も増える。温泉の存続に向けて理解をいただきたい」と話した。
市温泉課のコメントより
具体的な値上げ方法は?
料金は浴槽の形態で8種類に分類して、市民が日常的に使っている温泉は市外利用者の価格を設け、市民より高くするそうです。
その分類と料金は、以下のようになります。
- 普通浴槽のみ
- あつ湯・ぬる湯提供
- 登録有形文化財
- 露天風呂がある
- うたせ湯がある
- 多目的
- むし湯
- 砂湯
子ども料金の設定を6施設から13施設に増やすそうです。
温泉名 | 現在の入浴料 | 値上げ後の市外者入浴料 | 値上げ後の市民料金 |
竹瓦温泉 | 110円 | 330円 | 165円 |
永石・田の湯・ 浜田温泉 | 110円 | 220円 | 165円 |
浜脇・不老泉・海門寺温泉 | 110円 | 275円 | 220円 |
堀田・柴石温泉 | 220円 | 330円 | 275円 |
平均で1.3倍といっても、竹瓦温泉は3倍じゃないですか!
登録有形文化財なので、管理費が高いのでしょうが、3倍とは・・。
別府温泉は別府市民の方だけのものじゃない!

別府といえば全国区の温泉地で、多くの観光客が訪れます。
別府の魅力の1つは、この市営温泉や共同温泉が格安で入浴できるところにあると思います。
市営温泉が値上げすれば、他の共同温泉も値上げするようになると思います。
そうなれば、観光客の足が遠のいて魅力がなくなるのではないでしょうか?
市営温泉は、別府市民の方の税金で管理・運営されていると思います。
そのため、観光客よりも市民の方の入浴料が安くなるのは当たり前のことですが、観光客あってこその別府ではないでしょうか?
別府に沢山の観光客が来て、別府に多くのお金を落として行くので別府がこれからも発展していくのではないでしょうか?
別府市は、別府というブランド名だけでこれからも観光客を呼び込むことができるとは思えません。
私が提案する改善案とは?
入浴料金は値上げすることは避けられませんので、値上げしたあとのことを考えてみました。
- 期間限定であった温泉手形を復活させる
- 回数券ではなく年間パスポートの販売
- 他の観光施設とのタイアップ(市営温泉に入浴したら観光施設が割引されるなど)
- 市営温泉と共同温泉のセット価格の販売
いかがでしょうか?
えっ?
自分に有利になることばかりじゃないかって?
その通りです。言うだけはタダですからね。
難しいかなぁ?
別府市温泉課の方、私の案を採用してくださいね。(笑)
いずれにしても、観光客が値上げしても満足できるようにしていただきたいと思います。
まとめ
別府市営温泉の値上げに対する思いを書かせていただきました。
私の思いに反論がある方もいらっしゃると思いますが、私は別府が大好きなんです。
これからも、別府が日本一、世界一の温泉地になっていただきたいと思います。
また、値上げしても私は別府に通って温泉に浸かるでしょうね。
それだけ別府が大・大好きなんです。(笑)
皆さんも、値上がりしても別府に行って温泉に浸かりましょう!
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