日本の夜景100選にも選ばれた大分県を代表する十文字原展望台は、別府市内、大分市内、日出町、国東半島、そして遠くは四国までをも一望できる、まさに広大なパノラマ絶景スポットです。
温泉で心ゆくまで癒された後は、この壮大な景色で視覚からも癒されてみませんか?温泉で体の疲れを、大パノラマで心の疲れをリフレッシュできること間違いなし!
この記事では、十文字原展望台へのアクセス方法から、最高の景色を堪能できるおすすめの時間帯、そして訪れる際の注意点まで、あなたの旅がより充実するよう徹底的に解説します。
十文字原展望台へのアクセスは?主要な交通手段を比較!
十文字原展望台は、別府市と日出町の境に位置する十文字原にあります。アクセスは主に「自家用車・レンタカー」または「バス」の2通りです。
タクシーという選択肢もありますが、別府駅から片道約4,000円と高額になるため、複数人での利用でない限りあまりおすすめできません。
バスでのアクセスと注意点
「車がないから…」と諦める必要はありません!バスでも十文字原展望台へアクセス可能です。ここでは別府駅を起点としたアクセス方法をご紹介します。
別府駅からのバスアクセス
- バス乗り場: 別府駅西口3番乗り場
- 乗るバス:
- 亀の井バス「5系統」APU立命館アジア太平洋大学行き
- 亀の井バス「41系統」サファリ行き
- 亀の井バス「仙人田行き」
- (所要時間:約40分)
- 降りるバス停: 十文字原展望台前バス停
- 到着まで: バス停からテレビ塔の方へ徒歩約3分で到着
- 亀の井バス時刻表はこちらから(外部リンク)
バス利用時のココに注意!
- 大分交通のAPU立命館アジア太平洋大学行きには乗らないでください! 十文字原展望台バス停には停車しません。必ず亀の井バスを利用しましょう。
- 別府駅西口発のバスは、別府駅発よりも5分ほど早く到着する場合があります。
- 鉄輪温泉に宿泊している方もご安心を。最寄りのバス停からでも乗車可能です。
- 最終便に乗り遅れないように! 最終便は22時30分頃ですが、季節や曜日によって変動する可能性もあるため、事前に時刻表を確認することをおすすめします。
- 夜間は特に注意! バス停から展望台へ向かう際、左手に進むと霊園があります。夜間は非常に暗く、女性だけで訪れるのは避けた方が良いでしょう。
バスを賢く使うなら「1日パス券」が便利
亀の井バスでは、お得な乗車券を発売しています。別府市内の観光も考えているなら、「MyべっぷFree」などの1日パス券の購入を検討してみてください。交通費を抑えて、もっと気軽に別府を周遊できます。
詳細はこちらの記事も参考にしてください。
自家用車・レンタカーを使ったアクセスと注意点
最もおすすめの交通手段は、やはり自家用車またはレンタカーです。自分のペースで移動でき、周辺の観光スポットも合わせて巡れる自由さが魅力です。
こちらも別府駅からのアクセスをベースにご紹介します。国道500号線を目指して約30分で到着します。
別府駅からのドライブルート
- 別府駅から県道645号線に向かう
- 県道645号線に入り、国道500号線を目指して進む

3.坊主地獄先の交差点(ローソンが目印!)を右折

4.ひたすらクネクネとした山道を10分ほど進む
5.十文字原展望台の看板が見えたら右折

6.テレビ塔の方へ進む

7.到着!
*十文字原展望台の場所をGoogleマップで確認
ドライブ中のココに注意!
- 坊主地獄先の交差点を右折すると、道幅が狭い山道になります。 対向車とのすれ違いや急カーブもあるため、慎重な運転を心がけてください。特に夜間は視界が悪くなるので、速度を落として安全運転を徹底しましょう。
- 看板を右折した先にも注意が必要です。 「軽自動車の方へ進む」といった案内が見える道がありますが、そちらへ進むと霊園へ行ってしまいます。展望台とは異なる方向なので、間違えないよう気をつけましょう。
- 付近にガソリンスタンドはありません。 燃料は事前に満タンにしておくことを強く推奨します。
十文字原展望台からの眺望と設備情報
さあ、いよいよ十文字原展望台に到着!気になる眺望と、覚えておきたい設備情報についてお伝えします。
息をのむ大パノラマ!昼と夜、異なる表情を見せる絶景
十文字原展望台からの眺望は、昼と夜とで全く異なる、しかしどちらも感動的な美しさを見せてくれます。
- 昼間の眺望: 晴れた日には、別府湾の深い青、別府市街地の広がり、遠くの山々の緑が織りなす壮大なパノラマが広がります。空気の澄んだ日には、遠く四国まで見渡せることも。日中の開放感あふれる景色は、気分をすっきりとさせてくれます。
- 夜の眺望: 「日本の夜景100選」に選ばれるだけあって、夜景は圧巻の一言です。別府市街地や大分市街地の光が、漆黒の闇に宝石を散りばめたように輝き、まるで光の絨毯のよう。ロマンチックな雰囲気は、デートスポットとしても最適です。
展望台の設備は?事前に知っておきたいポイント
- 駐車場: 約5台分のスペースがあります。週末や混雑時は満車になる可能性もあるので、時間に余裕を持って訪れましょう。
- トイレ: 設置されていますが、正直に言って設備は古く、清潔とは言えません。可能であれば、展望台に到着する前に済ませておくことを強くおすすめします。
- 売店: 現在、休業中です。 ドリンクや軽食の購入はできませんので、事前に用意していくようにしましょう。
- 夜間の照明: 夜間は街灯が少なく、非常に暗いです。足元には十分注意し、特に女性だけで訪れる際は安全面を考慮してください。懐中電灯があると安心です。
十文字原展望台を楽しむ!ベストな時間帯とおすすめしない時期
「せっかく行くなら最高の景色を見たい!」ですよね。十文字原展望台の魅力を最大限に引き出す、おすすめの時間帯をご紹介します。
最高の感動を呼ぶ!おすすめの時間帯
十文字原展望台はいつ訪れても美しい景色を楽しめますが、特におすすめなのは以下の2つの時間帯です。


- 天気の良い晴れた日の朝日が昇る頃: これが私が最も感動を覚えた時間帯です!別府湾からゆっくりと昇る朝日は、言葉では言い表せないほどの感動を与えてくれます。空が刻々と色を変え、街が徐々に目覚めていく様子は、まさに「希望」を感じさせてくれます。早起きしてでも見る価値のある絶景です。
- 夜の20時頃: 日本の夜景100選に選ばれた十文字原展望台の夜景を堪能するなら、この時間帯がおすすめです。別府は東京や大阪のような大都市ではないため、あまり夜遅く(22時以降など)に行くと、街の灯りが消え始め、せっかくの夜景が少し寂しく感じられることがあります。20時頃であれば、街の灯りが最も輝き、最も美しい「光の絨毯」を体験できるでしょう。
避けるべき時間帯・時期は?
せっかくの絶景体験が台無しにならないよう、以下の時間帯や時期は避けることをおすすめします。
- 夏の暑い昼間: 特に日差しが強い日中は、展望台に日陰が少なく、暑さで景色をゆっくりと楽しむことができません。熱中症対策も必須になります。
- 冬の寒い時期: 冷たい風が吹き付け、体感温度はかなり低くなります。防寒対策を万全にしないと、ゆっくりと景色を眺めるどころではありません。
快適に、そして心ゆくまで絶景を堪能するためにも、季節や時間帯を考慮して訪れる計画を立てましょう。
まとめ:十文字原展望台で心洗われる体験を!
別府の十文字原展望台は、アクセス方法を事前に把握し、訪れる時間帯を選ぶことで、その魅力を最大限に引き出すことができる場所です。
交通手段は、自由度の高い自家用車やレンタカーが特におすすめ。そして、最高の体験を求めるなら、天気の良い日の朝日が昇る頃と、夜の20時頃に訪れるのがイチオシです。
昼間の開放的なパノラマ、そして夜のきらめく光の絨毯。十文字原展望台は、昼と夜とで全く異なる、しかしどちらも心震えるような景色を見せてくれます。
ぜひ、ご家族や友達、大切な恋人と一緒に十文字原展望台を訪れ、その大パノラマで日頃の疲れを癒し、心洗われるような感動を味わってください。
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