天ケ瀬温泉で日帰り入浴を楽しむなら、もはや温泉パスポートはマストアイテムですよね!
でも、その温泉パスポートで入れる、とっておきの穴場な半露天風呂があるってご存知でしたか?
「そんな場所、聞いたことない!」
そう思ったあなたに朗報です。その半露天風呂があるのは、実は天ケ瀬温泉のすぐそば、湯の釣温泉にある「旅館 渓仙閣」なんです。
「外観で判断しないで!」渓仙閣が天ケ瀬温泉の穴場である理由

正直なところ、宿の外観はあまり良いとは言えません。
「え、本当にここ?」
そう思って素通りしてしまう人もいるかもしれませんね。
だからこそ、素晴らしい半露天風呂があっても見過ごされてしまう。
これこそが、渓仙閣の半露天風呂が天ケ瀬温泉の穴場と言われる所以なんです!
湯の釣温泉「渓仙閣」はどこにある?天ケ瀬温泉との違い
「湯の釣温泉?どこそれ?」
そんな声が聞こえてきそうですが、ここは大分県日田市にあります。
天ケ瀬温泉のすぐ近くにあるため、天ケ瀬温泉の一部だと思っている方も多いかもしれませんね。
しかし、正式には湯の釣温泉といって、天ケ瀬温泉とは別の独立した温泉地なんです。
渓仙閣は湯の釣温泉の「一軒宿」
その湯の釣温泉にある唯一の一軒宿が、この渓仙閣なんです。
私は渓仙閣自体に宿泊したことはないので、詳細については詳しくお伝えできません。
外観からすると、お世辞にも「立派な旅館」とは言えません。ごめんなさい!
しかし、私がお伝えしたいのは、ここの半露天風呂が本当に素晴らしく、まさに穴場中の穴場だということ。
事実、私が行く時はいつも誰もいなくて、貸切状態でゆっくりと温泉を楽しめるんです。
入浴料金と営業時間
- 営業時間:12:00~15:00
- 料 金:大人(500円・2020年時点)
- 電話番号:0973-57-2355
- 営業時間:午後12時~午後15時:「羅漢の湯」女性風呂 「かじかの湯」男性風呂
温泉パスポートよりも現金がお得?「かじかの湯」へいざ!

お目当ての半露天風呂は、宿の裏側にあります。裏庭の小道を進んでいくと、これから良い温泉に入れる期待感がぐっと高まりますよ。
余談ですが、私は温泉パスポートを使用せずに、渓仙閣は現金で入浴しました。
だって、その方が最終的にはお得になるんですからね!その秘密は、こちらの記事で詳しく解説しています。
鍵付きロッカーなし!貴重品は自己管理で

さて、いざ温泉へ!と意気込む前に、脱衣所について少しだけお伝えしておきたいことがあります。
「かじかの湯」の脱衣所には鍵付きのロッカーはありませんので、貴重品の管理には十分注意してくださいね。
多くの温泉施設に慣れている方にとっては少し意外かもしれませんが、これもまた、昔ながらの温泉宿の趣きとも言えるかもしれません。
必要であれば、貴重品は肌身離さず持ち歩くか、車内に置いてくるなどの対策をおすすめします。
後で分かったことですが、ここの旅館に宿泊すると、なんとこの半露天風呂を貸し切りで利用できるそうです!これは宿泊者だけの特権ですね。
こじんまりとした秘湯「半露天風呂 かじかの湯」

いよいよ服を脱いで中へ!そこには、こじんまりとした趣のある**半露天風呂「かじかの湯」**があります。こちらは男性用のお風呂です。
泉質は単純温泉ですが、かすかに硫黄の香りがしました。また、少し舐めてみると鉄の味がしたのも印象的でした。
お湯は適温で柔らかく、肌がスベスベになります。本当に良いお湯なんですよ!
宿泊者であれば、この2つの半露天風呂を貸し切りで利用できるとは、本当に羨ましい限りですね。
源泉かけ流し!酸化していない極上のお湯を堪能

何でも、源泉から49℃のお湯をそのまま浴場に注いでいるため、酸化していない新鮮なお湯が楽しめるのだとか。
お湯に浸かりながら、窓越しに見える山の緑がまた格別で、とても癒される空間です。
アコーディオンカーテンの左側が脱衣所なんですが、私は防犯のため開けて入浴しました。

でも、脱衣所は浴槽から見えないので、あまり意味がなかったかもしれませんね(笑)。
半露天風呂から望む玖珠川の絶景とせせらぎ

体が熱くなったら、立ち上がって外の景色を眺めてみてください。
目の前には玖珠川が広がり、川のせせらぎが聞こえてきます。
この景色と音も、温泉の癒し効果をさらに高めてくれますよ。
源泉かけ流しだけど加水も?その真相は…

少し残念だったのは、岩側からも源泉を入れているのかと思いきや、こちらは水でした。
なんと!源泉かけ流しではあるものの、少し加水もしていたんですね。
「加水しないと熱くて入れないのかな?」
ふとそう思いましたが、49℃ならそこまでではないような気もします。とは言え、それでも十分に素晴らしいお湯であることには変わりありません!
渓仙閣へのアクセス(地図)はこちら!
渓仙閣へのアクセスは以下の地図をご参照ください。
その他にも、天ケ瀬温泉には日帰り入浴できるおすすめの温泉がたくさんありますよ。
興味のある方はこちらの記事もチェックしてみてくださいね。
まとめ:【渓仙閣】「かじかの湯」は天ケ瀬温泉の知る人ぞ知る秘湯!
今回は、天ケ瀬温泉パスポートでも入れる湯の釣温泉にある**渓仙閣の「かじかの湯」**について詳しくお伝えしました。
渓仙閣の外観は正直、老朽化が進んでいますが、まさかこれほど良い半露天風呂があるとは、県外の方はまず知らないでしょう。
だからこそ、渓仙閣の「かじかの湯」は、まさに穴場中の穴場な温泉なんです。事実、私が毎回行く時には、いつも貸切状態でゆっくりと温泉を満喫できています。
通常700円もする人気な温泉も良いですが、通常500円というお手頃価格で、こんなに素晴らしいお湯を独り占めできるなんて、本当に贅沢ですよね!
あなたもぜひ、外観に惑わされずに、渓仙閣の「かじかの湯」で極上の癒し体験をしてみてはいかがでしょうか?
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