天ケ瀬の三瀑: 桜滝・慈恩の滝・観音の滝で味わう驚きと感動

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自然・眺望
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大分県天ケ瀬町には、知る人ぞ知る3つの美しい滝があります。

その名も「観音の滝」「桜滝」「慈恩の滝」です。

それぞれが特別な魅力を持ち、訪れる人々に忘れられない体験を提供してくれます。

この記事では、この三瀑の滝について徹底解説します。

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知る人ぞ知る「観音の滝」の静けさと力強さ

観音の滝

観音の滝は、国道210号線沿い(日田市天ケ瀬町合田)に位置しています。

そのため駐車場がなく、訪れる際には工夫が必要ですが、この不便さが逆に滝の静けさを保つ要因ともなっています。

幅約4m、落差約12mのこの滝は、滝壁が観音様の姿に見えることから「観音の滝」という名前が付けられました。

雨上がりには豪快な姿を見せる一方、冬には滝が凍って幻想的な景色を作り出します。

朝早く訪れると特別な静寂を感じられるため、都会の喧騒を忘れたい方にぴったりのスポットです。

場所は、以下になります。

全国区で有名な「桜滝」の幻想美

二段になっている桜滝

「マツコの知らない世界」で紹介され、一躍全国区となった桜滝です。

この滝は幅約15m、落差約25mを誇り、流れ落ちる飛沫がまるで桜の花びらのように見えることで知られています。

天ケ瀬温泉の入り口から徒歩5分というアクセスの良さも魅力の一つです。

遊歩道が整備されているため安全に楽しむことができますが、落石防止ネットが張られている箇所もあるため注意が必要です。

桜滝の魅力はその二段構造にもあります。

滝つぼ近くまで歩いていけるので、夏の暑い時期には滝の涼しさを存分に楽しむことができるでしょう。

滝裏へ行ける「慈恩の滝」の特別体験

慈恩の滝

慈恩の滝は、三瀑の中でも最も観光客に人気があります。

完全な二段滝で、上段約20m、下段約10mの壮大さを誇ります。

また、大分県内で唯一滝の裏側に行けるという特別な体験が可能です。

滝裏へ時計回りに回ると縁起が良いとも言われているため、ぜひ挑戦してみてください。

夏には濡れる覚悟で訪れると、滝の裏側で非日常感を満喫できます。

また夜になるとライトアップされるため、昼間とは異なる幻想的な雰囲気を味わえます。

願いが叶う「上昇喜竜」の物語

上昇喜竜のオブジェ

慈恩の滝近くにある「上昇喜竜」は、滝と深い繋がりを持つ伝説のオブジェです。

昔、この滝に住んでいた竜が病気になり、心配した村人たちが旅のお坊さんに助けを求めました。

すると竜は天空に昇り、病を癒したそうです。

その後、竜は雨を降らせて村に豊作をもたらしました。

その感謝の心を込めて作られたのが、この「上昇喜竜」のオブジェです。

願いが叶うガラス玉

ガラス玉

「上昇喜竜」の足元にはガラス玉が設置されています。

この玉に触れながら願い事をすると、その願いが叶うと言われています。実際に訪れた際には、ぜひ触れてみてください。

きっと特別な体験になるはずです。

地元の味覚「こい焼き」で美味を堪能

こい焼きの販売車

隣接する道の駅には、不定期にたい焼きじゃないで「こい焼き」の販売車がくることがあります。

来ていたらラッキーですよ。

このこい焼きが、皮が薄くてあんが一杯入っていて美味しいです。

手書きのメニュー

こい焼きの種類には、黒ぜんざいあん、白あん、カスタードクリーム、カレー(おかず風)、いもあん、チョコレート(カカオ)の6種類あります。

お値段は、黒ぜんざいあんと白あんが160円で、その他が180円になります。(2019年時点)

一口食べたこい焼き

注文を受けてから焼きますので、アツアツなんです。

そのため、写真を撮るのを忘れて一口食べてしまいました。(笑)

まとめ: 天ケ瀬で特別な時間を

大分県天ケ瀬町には、三瀑の滝と呼ばれる観音の滝、桜滝、慈恩の滝があります。

その中の1つの観音の滝は、駐車場が整備されていないために観光客がいなくてヒッソリとしています。

でも、実は素晴らしい滝なので一度ゆっくりと観てみることをお勧めいたします。

また、三瀑の滝はそれぞれ違った姿を見せてくれますので滝ツアーもお勧めです。

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