【湯平温泉】「奇跡の復活」を遂げた共同浴場の今!5つの共同浴場の現状と復活への切なる願い(2025年10月最新情報)

古き良き風情を今に伝える湯平温泉 温泉
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湯平温泉の最大の魅力といえば、古き良き風情を今に伝える「5つの共同浴場」でした。しかし、相次ぐ災害や源泉調整の影響で、多くの浴場が休業状態に。特に、2019年1月7日以降、金の湯、中の湯、砂湯、橋本温泉の4つが休業となり、多くのファンが心を痛めてきました。

しかし!一つの光が灯り、そして希望は続いています。このブログでは、その後の最新現状(2025年10月現在)と、一ファンとしての訪問時の切実な感想をお伝えします。

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唯一の希望「銀の湯」:営業継続中!最新情報と訪問レポート

現在営業中の湯平温泉・銀の湯
銀の湯の浴槽

湯平温泉の石畳の入口近くに位置する「銀の湯」は、2024年9月1日に営業を再開して以降、現在も元気に営業を続けてくれています!湯平の温泉を体験できる、唯一の共同浴場です。

施設名銀の湯
入浴料大人(中学生以上)300円、小人(小学生)100円 (以前の200円から値上がりしましたが、それでも破格!)
営業時間10:30~20:00 (朝6時からではありません!訪問時には注意が必要です。)
特徴昔、湯の中に銀粉のような白い結晶が混じっていたことから名付けられた歴史ある温泉。宿泊者は割引料金があります。

私が行ったときには、幸運にも誰もいなくて貸し切り状態!唯一営業中の穴場だからこそ、静かな時間を楽しめるのかもしれませんね。

以前あった足湯がなくなっていたのは少し寂しいですが、浴槽に浸かれるだけでも幸せです。左が女湯、右が男湯と昔ながらの造りで、コインロッカーも完備。このレトロな空間が継続してくれていることに、心から感謝です!

最新情報として、訪問前には必ず(湯平温泉:公式サイト)で営業時間・料金を確認することをおすすめします。

休業中の4つの共同浴場 現状レポート

「銀の湯」以外の4施設は、残念ながら現在も休止が続いています(2025年10月現在)。その後の様子をレポートします。

橋本の湯:扉は閉ざされ、復活を待つ静寂

alt="昔ながらのお地蔵さんや男湯・女湯の配置はそのまま「橋本の湯」"
橋本の湯

「橋本の湯」は、昔ながらのお地蔵さんや男湯・女湯の配置はそのまま。しかし、訪問時には扉が固く閉ざされ、鍵がかかっていたため、中の様子を確認することは叶いませんでした。湯平温泉のシンボルの一つが静まり返っているのを見て、胸が痛む瞬間でした。

砂湯温泉:湯船は残るが、お湯なしの寂しい現状

alt="お湯がない砂湯温泉の現状"
砂湯温泉の現状

「砂湯温泉」は、湯船だけが虚しく残り、お湯がない状態です。砂湯橋から観る外観、そして川のせせらぎや景観は昔と変わらず美しいのですが、かつての湯治場の賑わいを思い出すと、やはり悲しい気持ちになります。

中の湯:休止中のモダンな風情

alt="現在休止中の「中の湯」"
中の湯の現状

かつて「中の湯」は、浴槽が一つなため、偶数日は男性、奇数日は女性と日替わりで入浴可能でした。現在は休止中。内部にモダンな椅子と机が見えるのは少しミスマッチ感がありましたが、利用者にとっては便利な休憩スペースだったのでしょう。この風情ある浴場に、再び湯が満たされる日を待ち望んでいます。

金の湯:休業中の最古の浴場

alt="ロープが張られた「金の湯」"
金の湯の現状

共同浴場の中で最も古い歴史を誇る「金の湯」は、現在は入口にロープが張られ、内部を伺うことはできませんでした。湯平温泉の歴史の証人とも言える浴場です。一ファンとして、心から復活を願っています。

休業の理由を深掘り:単なる源泉調整だけではない複雑な背景

公式サイトでは「泉源の調整」とありますが、多くの温泉ファンは、数年前の熊本地震令和2年7月豪雨災害による施設被害や湯量の減少など、複合的な原因があると考えています。

もし本当に湯量が戻らなければ、昔のように日帰りで5つの温泉を巡る「湯めぐり」は難しくなってしまうかもしれません。これは本当に切実な問題です。

「一ファンとしては、何とか昔のように5つの共同温泉に入れる日が来ることを願っています。」 この切実な願いを、湯平温泉の皆様、そして関係者の皆様に届けたいです。

変わらない美しさ:湯平温泉のノスタルジックな風景

石畳の坂道:千と千尋の世界観と「石畳オーナー制度」

alt="江戸時代からの歴史を刻む「石畳の坂道」"
石畳の坂道

湯平温泉の石畳の坂道は、江戸時代からの歴史を刻む、まさにノスタルジーの塊です。赤ちょうちんの灯りや、しっとりとした情緒ある雰囲気は、まるで映画「千と千尋の神隠し」の世界に迷い込んだよう。これだけは昔と変わらず、訪れるたびにホッとする、湯平温泉の心臓部です。

また、湯平温泉では復興のシンボルである石畳を未来に繋ぐため、「石畳オーナー制度」といったユニークなまちおこしも始まっています。伝統を守り、未来へ繋ぐ努力に頭が下がります。

温泉街の名物「おぎパン」:塩パンは売り切れ必至!

alt="塩パンで有名な「おぎパン」"
おぎパン

湯平温泉の隠れた人気スポットが、パン屋の「おぎパン」です。特に名物の塩パンは、「え、こんな温泉街で?」と驚くほど美味しいと評判!

ただ、この日はお腹いっぱいで購入しなかったのですが、後で本当に後悔しました(笑)。売り切れ必至なので、午前中の早めの来店をお勧めします。次回は必ず、お腹を空かせて再訪したいです!

【あわせて読みたい!】湯平温泉も良いですが、湯平から車でアクセスしやすい湯布院には、さらにたくさんの美味しいグルメがあります。湯布院で話題のスイーツやお土産を探すなら、こちらの記事もぜひチェックしてみてください!→ [湯布院の食べ歩きならこれで決まり!]

湯平温泉の「今」を知る!地域活性化への取り組み

共同浴場の休止という困難な状況下でも、湯平温泉全体で地域を盛り上げようと、さまざまなイベントを年間を通して開催しています。

  • ホタルの鑑賞(毎年5月~6月):川のせせらぎとホタルの光、とても綺麗です。
  • 新米フェア、ミニ丼フェスタ(毎年10月):湯平の秋の味覚を楽しめます。
  • 湯平はぐま祭り(毎年9月):見応えのあるお祭りです。
  • 山頭火祭り(毎年11月):種田山頭火にちなんだ歴史ある催し。
  • そうめん流し大会(毎年7月):夏の風物詩!
  • 湯平温泉祭り(毎年5月):湯平の賑わいを体験できる楽しいお祭り。
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湯平温泉へのアクセスと注意点:レンタカーが断然おすすめ!

湯平温泉へのアクセスは、正直に言って不便です。

title=”湯平温泉の地図”

JR久大本線の湯平駅で下車しても、平日しかコミュニティバスの運行がなく、タクシーも常時待機していません。歩くと1時間はかかってしまいます。

「日帰りや時間を有効に使いたい方は、レンタカーを強くお勧めします!」

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まとめ:銀の湯の継続営業に勇気づけられ、五湯復活を願う!

「銀の湯」が継続して営業してくれていることは、湯平温泉の復興の強い意志の表れです。

現在、入浴できるのは「銀の湯」のみですが、石畳の風景、美味しい名物、そして様々なイベントを通じて、湯平温泉全体が力強く復活を目指している様子が伝わってきます。

「心から、一日でも早く、昔のように5つの共同浴場が全て復活することを願っています。湯平温泉の歴史と文化が、この先もずっと続いていきますように!」

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