おんせん県おおいたには、たくさんの温泉がありますが「くにさき六郷温泉」をご存知でしょうか？
その「くにさき六郷温泉」は、大分県内でも、トップレベルの温泉になります。
中でも、海門温泉は高濃度の塩分とにごり湯で、奇跡の名湯といっても過言ではありません。
豊後高田市は住みたい田舎ベストランキングでNO1
その温泉があるのは、大分県北部に位置し、石仏の宝庫である国東半島（くにさきはんとう）の玄関口の豊後高田市です。
宝島社の田舎暮らしの本で、「住みたい田舎ベストランキング」で2年連続で全部門第1位、10年連続ベスト３に入っているのです。
あの昭和の町がある市と言った方が、わかりやすいかもしれませんね。
そんな豊後高田市に、その奇跡の名湯があります。
昭和の町の記事はこちらをご覧ください。
くにさき六郷温泉の1つである海門温泉
豊後高田市には、花いろ温泉・夷谷温泉（えびすだにおんせん）・真玉温泉山翆荘（またまおんせんさんすいそう）・仙人湯・海門温泉・旅庵蕗薹（ふきのとう）の6つの温泉があり、くにさき六郷温泉と呼ばれています。
ちなみに、くにさき六郷温泉の泉質は全て塩類泉になります。
塩類泉とは、炭酸水素塩泉・硫酸塩泉・塩化物泉の３種類からなる泉質で、その全てを「くにさき六郷温泉」で楽しむことができます。
おんせん県おおいたでも、珍しい温泉郷になりますよ。
海門温泉は温泉マニアも絶賛するにごり湯
そんな「くにさき六郷温泉」の1つである海門温泉は、豊後高田市でも真玉地区という海沿いにあり、こんなところに温泉があるの？という場所にあります。
お湯は、温泉マニアも絶賛するにごり湯です。
温泉マニアというと、何だか敷居が高そうな気がしますが・・・
全然、そんなことはありませんよ。
むしろ、普通の温泉よりは気兼ねなく入れます。
一度入れば、ファンになること間違いなしです。
それでは、入浴してみましょう！
看板がなければ、普通の民家ですよね。(笑）
でも、この玄関を入ると・・・
温泉マニアも絶賛する奇跡のにごり湯があるんです！
そのにごり湯の詳細と入浴料金は以下になります。
- 泉質：塩化物泉・源泉かけ流し
- 源泉温度：41℃
- カルシウムイオン：県下1位
- ナトリウムイオン・マグネシウムイオン：県下2位
- 入浴料金：大人350円・子供180円
- 営業時間：平日：14:00～20:00・土日祝：11:00～20:00
- 定休日：第2・4木曜（祝日は営業）
露天風呂もなく湯舟が1つあるだけの海門温泉
玄関を入ると左手に受付、右手に8畳ほどのお休みどころがあり、廊下の先に男女別の浴場があります。
鍵付きのロッカーはありませんので、貴重品の取り扱いには注意してくださいね。
海門温泉には、露天風呂はありません。
あるのは、ご覧の通り小さな湯舟が1つあるだけなんです。
脱衣場から湯舟の引き戸を開けると・・・
おぉ！
まず、目に飛び込んで来るのは・・・
すごい！にごり湯なんです。
にごり湯というよりも泥湯です。(笑)
そして、鉄の匂いがプンプンしてきます。
質素な温泉ですが、お湯が最高でぬるま湯なので、長く浸かっていられます。
湯上り後には、お肌がサラサラなりますよ。
でも、お湯がとても濃いのでお肌の弱い人には刺激が強すぎるかもしれません。
なので、お肌の弱い人は湯上り後はシャワーで洗い流すことをお勧めします。
さらに、湯舟に浸かってお湯をなめてみると・・・
しょっぱいです！
これが、またいいですね。
高濃度の塩分！
海岸沿いにある温泉でも、ここまで高濃度の塩分はないと思います。
これが、奇跡と言われるのでしょうね。
海門温泉の駐車場はどこにある？
海門温泉の駐車場は、玄関前に2台ほどのスペースとその横に4台ほどのスペースがあります。
道を挟んで向かい側の空き地は、海門温泉の駐車場ではありませんので注意してくださいね。
むろん、駐車場料金は無料です。
海門温泉のアクセスは？
海門温泉のアクセスは、以下になります。
道が狭いので、注意してくださいね。
まとめ
くにさき六郷温泉の1つである海門温泉は、温泉マニアも絶賛する奇跡の温泉です。
お湯は、鉄の匂いがして舐めるとしょぱい味がするにごり湯です。
石仏を観た帰りにでも、立ち寄ってみてくださいね。
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