鉄輪蒸し湯は、普通の蒸し湯やサウナと違って石菖(せきしょう)の上で蒸される独自の入浴スタイルです。
全国でここだけしかないので、鉄輪温泉に来たら必ず入らないと後悔すること間違いなしです。
今回は、その上手な入り方と駐車場、営業時間をご紹介いたします。
鉄輪蒸し湯は石菖の香りでリラックス
鉄輪蒸し湯は、鎌倉時代に一遍上人(いっぺんしょうにん)によって創設されたと言われています。
そのため、受付の前には一遍上人の木像が安置されています。
むし湯の中は、鉄輪温泉で熱せられた床の上には清流沿いにしか群生しない薬草(石菖:せきしょう)が敷きつめられています。
その上に人が寝て、石菖の香りをかぎながら汗をかいてリラックスするというものです。
蒸し湯の中は狭くて熱い
むし湯の中は、約6帖ほどの広さで高さは1mほどの空間です。
なので、狭い所が苦手な方には不向きな温泉になります。
また、中は約90℃と熱いですので気合を入れて入りましょう!
男女別で一度に4人までは入れるよ!
鉄輪蒸し湯に入ると市営駐車場が2時間無料になる
鉄輪蒸し湯の駐車場は敷地内にはありませんが、市営駐車場に停めると2時間の無料券がいただけます。
必ず、受付で無料駐車場券を忘れずにもらいましょうね。
市営駐車場は2か所ありますが、一番近いのは市営熱の湯前駐車場です。
市営熱の湯前駐車場と鉄輪温泉地区駐車場
市営熱の湯前駐車場の場所は、以下になります。
熱の湯通りを100mほど、時間にして約1分ほど歩くことになります。
市営熱の湯前駐車場は13台分(身障者用1台)ありますが、満車の時には鉄輪温泉地区駐車場に行ってみましょう!
いでゆ坂を3分ほど、距離にして約250m歩くようになります。
鉄輪温泉地区駐車場は20台分あり、市営熱の湯前駐車場よりは広いです。
鉄輪蒸し湯の営業時間は19時30分まで
鉄輪むし湯の営業時間は、以下になります。
- 営業時間:
- 6:30~20:00(最終受付19:30)
- コロナの影響で当面は7:30~19:30(最終受付19:00)になっていますので注意してくださいね。
- 6:30~20:00(最終受付19:30)
- お休み:
- 第4木曜日(祝日の場合は翌日)
鉄輪蒸し湯の泉質と効能は浴槽と蒸し湯で違う
鉄輪むし湯の泉質と効能は、以下になります。
- 浴槽:
- 泉質:塩化物泉
- 効能:きりきず・末梢循環障害・冷え症・うつ状態・皮膚乾燥症
- 蒸し湯:
- 泉質:単純泉
- 効能:自律神経不安定症・不眠症・うつ状態
- 足蒸し:
- 泉質:単純泉
- 効能:自律神経不安定症・不眠症・うつ状態
- 渋の湯からの引き湯になります
敷地内にある無料の足蒸し
敷地内には無料の足蒸しがありますので、蒸し湯に入った帰りや入る前に利用しましょう。
無料なんで利用しないと損ですよ。
鉄輪蒸し湯の上手な入り方は8~10分
蒸し湯の入り方と注意点は、以下になります。
準備するものと注意点
- 入浴料(700円)
- ラフな服装(半ズボン・Tシャツなどで金属類が付いてないのがGoodです。)
- 220円で洋服のレンタルも可能
- タオル
- 女性はお化粧を落とす(落とさないと入浴後には別人になります)
- スマホは中に持って入れません(係の方が入り口で記念撮影してくれます)
予備洗い
- 浴槽に行きます
- 前(チンチン)をよく洗います
- お尻もきれいに洗います
- 体をよく拭いてから準備した服を着ます(下着は着ないでね)
蒸し湯で蒸される
- 受付で時間を測ってくれます
- 入口が低いので頭をぶっつけないようにかかんで入ります
- 少し暗いので注意してね
- タオルを石枕に敷きます
- 8分寝て蒸されます
- 2分間の延長ができます
蒸された後は
- 時間になったら係の方が教えてくれます
- 入口横のゴザの上で体に付いた石菖を落とします。
浴槽に浸かる
- 浴槽に行って、汗を流してから浴槽に浸かります
- 湯上がり後には水分補給も忘れないでね
まとめ
鉄輪蒸し湯の上手な入り方や駐車場、営業時間をお伝えしました。
鉄輪蒸し湯は、普通の温泉やサウナと違って石菖の上に寝る独特なスタイルです。
別府に来たら入らないと損をすること間違いなしです。
是非とも、観光コースに入れてみてくださいね。
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