日本の最高権力機関!国会議事堂見学は「敷居が高い」と思ったら大間違いだった
国会議事堂見学といえば、日本の中心だけあって警備も厳しく敷居が高いと思っていませんか?
実際に訪れたところ、警備はやはり厳しかったです。しかし、その敷居は想像以上に低かった!しかも、個人見学なら予約もいらずタダで入れます。所要時間も約1時間。これ、メチャクチャお得じゃないですか?
さらに、私の訪問時(時期は不明ですが)は、スマホ撮影が11月15日からOKになり、ルールを守れば、見学の思い出をバッチリ残せます。
今回は、残念ながら参議院の見学がお休みということで衆議院の見学だけでしたが、たった1時間で日本の歴史と政治の中心を体感できる貴重な機会でした。あなたも「見学するしかない」ですよね!
(参議院のことは、別のサイトで情報をご確認ください。)
個人OK・予約不要!衆議院参観受付のリアルな体験談と流れ
最初に敷居が高かったと感じた周辺の警備体制
最初に敷居が低かったと言いましたが、見学する前まではメチャクチャ敷居は高かったです(笑)。
国会議事堂の周辺は、パトカーや機動隊の車、おまわりさん、警備員さんが多く、警備が厳しそうで重々しい雰囲気でした。さすがに職務質問はされませんでしたが(笑)。暑い日も寒い日も日本の中心施設を警備している姿には、「ご苦労様です」と自然に言葉が出ました。
衆議院参観受付・入り口での緊張とホッとした瞬間

警備員さんが常駐する入り口自体が見るからに入りにくそうで、一歩入ろうとすると「どのような御用でしょうか?」と声をかけられます!見学受付入り口なのだから見学希望とわかると思うのですが、必ず声をかけられます!
「見学したいのですが…」というと「右側に受付がありますので、そちらに行ってください」と指示が。怖そうなイメージだったのですが、見学とわかると優しいイメージに変わりました(笑)。
厳重な身体検査と荷物検査
その指示に従って行くと、受付で「見学ですか?」と聞かれ、申込書に名前や住所、TELを記入しました。その後、エスカレーターを使用して見学待合所へ。そして、やはり警備は厳しく、ここで身体検査と荷物検査がされました。
【重要】個人(9名以下)の衆議院見学は予約不要!
- 料金: 無料
- 所要時間: 約60分
1時間コースを完全攻略!衆議院見学の開始時間とルール
衆議院の見学時間(個人・団体共通)
衆議院の見学は、基本的に以下の時間が決められています。
| 時間帯 |
| 午前9時 |
| 午前10時 |
| 午前11時 |
| 正午 |
| 午後1時 |
| 午後2時 |
| 午後3時 |
【見学できない日・時間】
- 本会議が始まる1時間前から終わるまでは見学ができません。
- 特別の行事がある日は見学できません。
- 事前に衆議院ホームページで本会議の開催状況を確認しましょう。
衆議院見学で知っておきたいルールとコツ
- 見学中はトイレに行ったり、途中で見学を止めることはできませんので注意してくださいね。
- 結構、階段を上がったりしてしばらく歩きます。足が悪い方は貸出車椅子もありますので、係の方に申し出てください。その場合、エレベーターで行けるようです。
- 撮影可能な場所は限定されています。係員の指示に従いましょう。
一般非公開!天皇陛下控室と皇族控室の別格な扱いを解説
皇族控室

最初に案内された場所が、皇族の方々が国会においでになられた際の皇族控室でした。
天皇陛下控室

その隣の部屋が、天皇陛下専用の控室。天皇陛下と皇族の方々の控室は別々で、天皇陛下は別格な扱いですね。説明によると、天皇陛下控室には椅子が一つだけしかないそうです。皇族控室と比べると、絨毯や椅子からして高価そうで、窓も大きくて明るい印象を受けました。
わずかな時間で垣間見た国会議事堂の豪華な設備
気品あふれるエレベーター

エレベーターも高価そうなドアでした。中は観れませんでしたが、普通のエレベーターとは一味違うのでしょうね。
自由民主党控室の内部は観れなかった

よくテレビで観る自由民主党の控室ですが、残念ながら中は見学NGでした。観てみたかったですね。
中央玄関の必見ステンドグラスの魅力

中央玄関の天井は、ステンドグラスが埋め込まれている天井で一見の価値がありました。光が差し込むと本当に美しいです。

また、この中央玄関は天皇陛下や皇族、国会議員の初登庁の時だけしか開かないそうです。その中央玄関の通路を2階から撮影してみましたが、通路の広さや装飾から気品があふれますね。
大理石トイレと朱色の赤絨毯の魅力

見学途中にトイレがあり撮影したのですが、大理石でしょうか?中まで行くことはできませんでしたが、外観だけでも高級感が漂っていました。

また、よく国会議事堂の真っ赤なじゅうたんっていわれますが、真っ赤というよりも朱色のようでした(笑)。ちなみに、白い物の正体は私の足です。
800畳の衆議院議場は暗くて狭く感じた

よくテレビで観る議事堂を傍聴席から撮影したのですが、ご丁寧に誰の席だということがわかる張り紙がされていました。広さにして800畳ぐらいあるそうですが、思ったより狭く暗く感じました。テレビで見るのと、現地で見るのではやはり印象が違います。
見学者だけの特権!国会議事堂の外と正門を歩く
外から撮影

見学者の特権として、建物の目の前に出て国会議事堂を観ることができます。このアングルはなかなかレアです。
都道府県が贈った木々が並ぶ通りを歩く

案外と知られていないのが、この都道府県から送られた木の通りです。私の出身県である大分県の「ぶんごうめ」もあり、嬉しくなってしまいました。ぜひ、あなたの出身県の木を探してくださいね。隣に宮崎県の木があり、最後は沖縄県でした。しかし、最初は北海道ではありませんでしたので、順番は順不同のようでした。
*大分県の県花は「豊後梅(ぶんごうめ)」ですが、かぼすも有名なのです。→「大分かぼすで心身ともにリフレッシュ!」
最後の記念撮影と正門からの退場

一番最後に、国会正門前から国会議事堂をバックに記念撮影ができます。これも見学者の特権ですね。また、帰りはなんと正門から出ていきます。この正門を通れるなんて、いい思い出になりました!
国会議事堂のアクセス
国会議事堂のアクセスは、以下になります。
title=”国会議事堂のアクセス”>まとめ:予約不要・タダ・1時間!国会議事堂見学は日本予約不要国民の特権だ
国会議事堂の見学は、警備が厳しく敷居が高いようですが、実際に見学してみれば敷居は低かったです。
- 個人見学なら予約不要!
- 料金はタダ(無料)!
- 1時間で日本の中心を体験!
日本国民として、日本の中心施設の見学を一度はお勧めします。
ただし、本会議開催日は見学できない日もあるようですので、事前に衆議院ホームページで確認してくださいね。
