大分県の温泉といえば、炭酸泉の泡が体に付くことで有名な長湯温泉が大変人気ですよね。でも実は、大分県には長湯温泉以外にも、とっておきの「泡が付く温泉」があるのをご存知でしょうか?
それが、玖珠町(くすまち)にある**「七福温泉 宇戸の庄(うとのしょう)」**です。ここは太陽の光で黄金に輝くお湯と、ユニークな奇石が織りなす、まさにパワースポットのような温泉なんです。
炭酸泉じゃないのに泡が付く!その秘密は「黄金のモール泉」にあり
七福温泉 宇戸の庄のお湯は、pH8.0の単純温泉です。単純温泉とは、温度が25℃以上で、溶存物質量が少ない温泉のこと。自律神経不安定症や不眠症、うつ状態などにも効果があるとされています。
「単純温泉なのにどうして泡が付くの?」と不思議に思いますよね。その秘密は、この温泉が**「モール泉」**だから。モール泉はドイツ語で「泥炭」を意味し、植物が長い年月をかけて分解された「腐植質」を多く含んでいます。
この腐植質が炭酸ガスを吸収する特性を持っているため、炭酸泉ではないのに泡が付くという、信じられないような現象が起こるのです。お湯は茶褐色で、モール泉ならではの枯れ草やウイスキーに似た香りがするのも特徴。泡が体にまとわりつく独特の感触を、ぜひ体験してみてください!
パワースポットと名高い「弁天の湯」で心身ともにデトックス!

露天風呂の**「弁天の湯」は、太陽の光が差し込むと黄金に輝くことから、「黄金の湯」**とも呼ばれています。湯船からは、自然が作り出した奇石を眺めることができ、その景色はまさに圧巻。ここに来ると、ただお湯に浸かるだけでなく、雄大な自然のパワーを感じられ、心まで満たされるのを感じます。
この露天風呂は、加温も加水もしていない新鮮な源泉かけ流し。そのため、全身に黄金の泡がしっかり付いて、体の芯からポカポカ温まります。ただし、源泉の温度は約37℃とぬるめなので、冬は少し肌寒く感じるかもしれません。春・夏・秋は長湯ができてとても気持ちいいですよ。

「冬でも楽しみたい!」という方には、加温された内風呂と交互に入るのがおすすめです。内風呂では泡は付きませんが、じんわりと温まるので、露天風呂との温冷交代浴で血行を促進できます。
*ちなみに、大分県にはその他にも泡が付く温泉があります。→「https://gantyan.com/yamazato-no-yu/」
最新の入浴料金と施設情報
七福温泉 宇戸の庄の最新の入浴料金と営業時間はこちらです。
入浴時間 季節によって時間が変わります。詳しくは公式サイトをご確認ください。
- 12月~3月:
- 平日:10:00~17:00(最終受付16:30)
- 休日:10:00~17:30(最終受付17:00)
- 4月~6月:
- 平日:10:00~18:00(最終受付17:30)
- 休日:10:00~18:30(最終受付18:00)
- 7月~9月:
- 平日:10:00~18:00(最終受付17:30)
- 休日:10:00~19:00(最終受付18:30)
- 10月~11月:
- 平日:10:00~18:00(最終受付17:30)
- 休日:10:00~18:30(最終受付18:00)
入浴料金(最新情報)
- 弁天の湯(露天風呂あり):大人 1名 500円
- ※ロッカーは100円が必要です。
- 貸切風呂:
- 大黒、恵比寿(奇岩絶景風呂):1室 2,000円(70分制)
- 毘沙門天、寿老人(大展望風呂):1室 3,000円(70分制)
※料金は変動する可能性があります。最新の情報は施設に直接ご確認ください。
*公式サイトはこちら→「http://www.utonosyo.com/」
七福温泉 宇戸の庄は、日帰り温泉だけでなく、食事処やヤマメ釣りを楽しめる釣り堀も併設されています。ゆったりと過ごしたい方は、宿泊も可能です。
宇戸の庄へのアクセス
ナビに住所を入れると、県道607号の狭い道に案内されることがあるので、国道387号線沿いにある施設の看板を目印に進むのがおすすめです。
七福温泉 宇戸の庄 住所・電話番号
- 住所:大分県玖珠郡玖珠町大字森字谷の河内4398-2
- 電話番号:0973-72-0429
- Googleマップ:「https://maps.app.goo.gl/dAnueiVMSaK7xm4h7」
まとめ:黄金の泡に包まれる七福温泉で癒やしの時間を
七福温泉 宇戸の庄は、太陽の光で黄金に輝くお湯と奇石を眺められる、まさにパワースポット的な温泉です。モール泉ならではの、全身にまとわりつく黄金の泡は、肌をなめらかにしてくれるだけでなく、心まで癒やしてくれます。
日々の疲れをリセットしたい時、自然のパワーをチャージしたい時、ぜひ足を運んでみてください。あなただけの特別な温泉体験が待っていますよ!
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