九重連山を眺めながら露天風呂に入ってみたいと思いませんか?
九重夢温泉郷の一つである九重星生ホテルの山恵の湯は、九重連山を眺めながら露天風呂に入れると評判です。
しかし、あまり私はお勧めしません。
なぜなら、入浴料金が高いうえにお湯の温度管理が不十分だからです。
今回は、その山恵の湯のおすすめポイントや残念なポイントをご紹介します。
九重夢温泉郷ってどんな温泉なの?
九重夢温泉郷は、大分県九重町にある12エリアの温泉の総称です。
別府や湯布院にも負けない湯量を誇っています。
九重星生ホテルの山恵の湯は、長者原温泉に属します。
4つの泉質を持つ山恵の湯
山恵の湯は、硫黄泉、単純泉、酸性緑礬泉、冷鉱泉の4つの泉質を持ちます。
1つの温泉施設で4つも楽しめるなんて素晴らしいですよね。
硫黄泉の露天風呂
山恵の湯の露天風呂は、硫黄泉の岩風呂です。
残念なポイントは、公式ホームページの画像のように広くありません。
写真の撮影の仕方でこうも違いが出るんですね。
おすすめポイントは、水面に湯の花がたくさん浮いていることです。
間違っても汚れやゴミじゃありませんからね。(笑)
お湯は白濁していないので、酸化が進んでいない大変いいお湯ですね。
ここまで沢山の湯の花が浮いている温泉は珍しいと思いますよ。
冷鉱泉の露天風呂
冷鉱泉の露天風呂は、17℃の硫黄泉です。
冷たい硫黄泉の露天風呂というのも珍しいのではないでしょうか?
ただ、夏はいいと思いますが冬は入れたもんじゃありませんね。
熱めのお湯と交互に入るといいといいますが・・・
残念なことに、この日は熱めのお湯がありませ~ん!
源泉かけ流しで、お湯が熱い時には加水してますが、加温はしてないそうです。
しかし、この日は温度管理を間違えたのか?
硫黄泉の露天風呂の温度も今一つでした。ザンネン
大きな窓から九重連山が観れる大浴場
内湯の大浴場の窓からも九重連山が観れるのですが・・・
よくあるパターンで、その窓が温泉の成分で汚れているんですね。
なので、観えることは見えますが感動は今一つですね。
でも、内湯は温度もちょうどよく広くて気持ちよかったです。
単純泉の打たせ湯もある
山恵の湯には、単純泉の打たせ湯が3本あります。
この打たせ湯自体は良いのですが、この日は冷たい打たせ湯でした。(笑)
温度管理をしっかりとやっていただきたいですね。
ジャグジー風呂もある
大自然の中のジャグジー風呂ってミスマッチのようですが、これはこれで気持ちがよかったですね。
もう少し温度が高ければ、もっとよかったんですが・・・。
PH2.1の酸性緑礬泉
酸性緑礬泉(さんせいりょくばんせん)ってご存知でしょうか?
鉱泉で鉄イオンと硫酸イオンが主成分なんですね。
ここの酸性緑礬泉はPHが2.1もあり、九州で一番高い所(標高1450m)にある緑礬泉です。
飲んでも浸かってもいいそうで、皮膚や胃腸に良さそうですね。
ただ、この酸性緑礬泉はぬる湯なので寒い日にはゆっくりと浸かっていられませんね。
結局、ゆっくりと入れたのは硫黄泉の露天風呂と内湯の大浴場だけでした。
温泉の温度管理で低い日もあれば、反対に熱すぎる日もあるみたいですね。
温度管理さえできていれば、もっと評価も高かったと思います。
九重連山の眺めはどうなの?
肝心な九重連山の眺めですが・・・
塀や屋根に邪魔されて、そんなに雄大な九重連山を観ることはできませんでした。
男湯と女湯が日ごとに変わるのですが、女湯の方が眺めがよかったのかなぁ?
料金設定が高い山恵の湯
山恵の湯の入浴料金ですが、800円から値上がりして1,000円になりました。
それに、コインロッカーの使用料金が200円もします。
むろん、200円は戻ってきません!
なので、コインロッカーを使用すれば1,200円にもなってしまいますよ!
それなら、ここよりもこちらの温泉の方がいいですね。
山恵の湯の営業時間とアクセス(地図)は?
山恵の湯の営業時間とアクセスは(地図)は、以下になります。
まとめ
九重星生ホテルの山恵の湯は、泉質が4つもある温泉施設です。
露天風呂からは雄大な九重連山が観れるのですが、塀や屋根が邪魔をして感動が今一つです。
入浴料金も1,000円と高く、お湯の温度管理ができていない日もあります。
要するに、当たりはずれがある温泉施設ですね。
でも、硫黄泉の露天風呂のお湯はとてもいいです。
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