別府から黒川温泉は意外に近く、約1時間半で行けることをご存知でしょうか?
一番のおすすめなルートは、やまなみハイウェイを通るルートです。
また、家族風呂を利用しないで黒川温泉の日帰り入浴を高確率で貸し切りにする方法もご紹介します。
さらに、黒川温泉の人気スィーツも併せてお伝えします。
やまなみハイウェイとぐるっとくじゅう周遊道路
別府から黒川温泉へは、車やバスを利用したいくつかのルートがあります。
車を利用した場合のルート
一番のお勧めは、やっぱり車を利用することですね。
九重インターまで高速道路を利用するルート
一番の最速ルートは、九重インターまで高速道路を利用すれば1時間弱で黒川温泉まで行くことができます。
- 時間:1時間17分
- 移動距離:73.5㎞
- 高速代金:一般1,140円
ぐるっとくじゅう周遊道路を利用するルート
高速代を浮かせたい方は、ぐるっとくじゅう周遊道路を利用するルートがお勧めです。
- 時間:1時間25分
- 移動距離:66.3㎞
ぐるっとくじゅう周遊道路は信号機も少なくて緑豊かな道ですが、中央線がない道もあるので注意してくださいね。

ぐるっとくじゅう周遊道路でもそんなに時間的な差はないんだぁ!
やまなみハイウェイを利用するルート
あと時間的に余裕のある方は、湯布院からやまなみハイウェイを利用するルートが最もお勧めです。
それも別府から湯布院まで、下道で行くといいですね。
- 時間:1時間40分
- 移動距離:72.1㎞

- 別府から湯布院へぬける県道11号線の景色が綺麗なんです。
- さらに、九重連山の雄大な自然を眺めることができるのでお勧めなルートになりますよ。
- やまなみハイウェイの詳しい情報は、以下の記事を読んでくださいね。
バスを利用したルート
車の免許を持たない方は、九州横断バス(別府駅東口)が便利です。
難点は、本数が少ない(1日1往復)ことですね。
- 所要時間:2時間43分
- バス代金:4,400円(片道)
日田駅からバス利用したルート
別府駅から日田駅までJRを利用して、日田バスターミナルからバスで行く方法もあります。
- 所要時間:別府駅から日田駅まで約2時間+日田から黒川温泉まで約1時間
- 観光列車のゆふいんの森号がお勧めです。
- 日田バスターミナルは日田駅の目の前にあるので便利です。
- ゆふいんの森号・バスは予約をおすすめします。
- 運賃:片道で約6,000円(別府から日田:約4,000円+日田から黒川温泉:約2,000円)
あと別府から高速バスもありますが、日田インター口からJR日田駅まで遠いのでお勧めしません!
黒川温泉の露天風呂を貸し切りにする方法
黒川温泉は、土日祝となれば沢山の観光客が訪れます。

なので、早めに行動して黒川温泉のど真ん中にある旅館組合事務所(風の舎)の無料駐車場に停めてください。
黒川温泉には無料駐車場がいくつかありますが、食べ歩きもかねるならこの風の舎が一番便利ですよ。
また、大概の方がこの風の舎でパンフレットをいただいて入湯手形を購入します。
しかし、この風の舎は9時じゃないと開きません!
でも、開いていなくてもいいのです。
入湯手形は、入浴する旅館で購入することができますよ。
この30分の時間差を有効に利用すれば、100%ではありませんが高確率で露天風呂を貸し切り状態で利用することができます。
8時30分からのねらい目の旅館はどこ?

黒川温泉は、8時30分から入浴できる旅館が以外にも多いことをご存知でしょうか?

私のお勧めは、ズバリ!南城苑です。
場所は、以下になります。
南城苑は、風の舎の駐車場のところにあります。
8時30分になったら、直ぐに行きましょうね。
貸し切りにできる確率が、ものすご~く高いです。
土曜日でも貸し切りで入浴できましたが、日曜日はまだ検証していません。
【南城苑】にごり湯と顔蒸しができる

南城苑の入口には、温度掲示板があって各浴槽の温度を見ることができますよ。
なかなかベストな取り組みですね。

浴室の入口には、無料のロッカーがあって優しい旅館ですね。

星の湯と月の湯の2つの露天風呂があり、日替わりで男女入れ替え制になっています。
南城苑は風情ある露天風呂ではありませんが、見事なにごり湯で足元が見えませんでした。(笑)
星の湯は段差になった浴槽が3つあり、その内の1つが立ち湯になります。
その立ち湯のお湯と上段のお湯が、一番下の浴槽に流れる仕組みのため一番ぬるかったです。
ぬるいと言っても、丁度よい温度でしたよ。
立ち湯の深さは140㎝あり、大人4人が立てるほどでそんなに広くありません。
- 泉質:ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉
- 効能:きりきず・やけど・慢性皮膚病・虚弱児童・慢性婦人病
最初、入った時には鉄の匂いがしたので含鉄泉と思ったのですが、硫酸塩・塩化物泉なんですよ。
各浴槽は2段の段差があり、立ち湯いたっては4段の段差があります。
なので、足で探りながら気を付けて歩いてくださいね。

星の湯からの眺めは、屋根が邪魔してそれほどまでよい眺めとは言えませんでしたね。

木に囲まれた木製のシャワー室もありましたよ。

あと、ありそうでない顔蒸しがありました。
おじさんの顔もツルツルになりましたよ。

顔蒸しの利用方法もあって、分かりやすかったです。

ドライヤーも完備されていました。

湯上りには、冷水はいかがですか?
こういう痒い所に手が届くサービスって嬉しい限りです。
【ふもと旅館】風情ある露天風呂と寝湯がある!

次に向かったのが、ふもと旅館です。
場所は、以下になります。

玄関の左側にフロントがあるので、そこで受付をします。

フロントの左から湯小屋に行く階段があります。
この階段が、少し急なので気をつけてくださいね。

階段を降りると渡り廊下があります。
この渡り廊下からは、小川が観えるので景色的にはgoodでしたね。
でも、階段も含めて足の悪い方には不便だと思いました。

この時点で9時30分だったのですが、運よく貸し切りでした。万歳三唱!!

コインロッカーは、100円必要です。
南城苑が無料だったので、少し損をした気分になりましたよ。(笑)

露天風呂に行くと、おぉ~いいじゃないですか!
これぞ!露天風呂って感じですね。
- 泉質:ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉
- 効能:きりきず・末梢循環障害・冷え性・うつ状態・皮膚乾燥症

露天風呂の奥が、寝湯になっています。
大人が3人寝れるぐらいの広さでした。

ただ、寝湯からの眺望がいただけませんでした。
こちらから向かいの客室が見えるんです!
見えるということは、向こうからも見える?
寝湯が少し暗いので、見えない?・・・
どちらにしても、気をつけてくださいね。
【のし湯】広い露天風呂・打たせ湯・セルフサービスの喫茶店

次に狙う温泉は、のし湯です。
案内では、「〇」で8時30分から入浴できるようになっていますが、実際は10時からの入浴です。
なので、のし湯は10時がねらい目ですね。
のし湯も見事に貸し切りにすることができました!!
場所は、以下になります。

この古ぼけた田舎の納屋のような受付が、実に趣があっていいですね。

露天風呂までは、ご覧の通りの風情ある通路で期待感が高まります。

入口で、履き物を脱いで上がります。

脱衣所の真ん中にテーブルがあり、荷物の整理に重宝しました。

のし湯のコインロッカーは、払い戻し式なのでお金を取り忘れないようにしてくださいね。

のし湯は、撮影禁止なんです!
でも、脱衣所からの撮影はOKと言われましたので撮影してみました。
かなり広い露天風呂でしたよ。
さらに、打たせ湯が3本ありました。
- 泉質:弱酸性単純温泉
- 効能:神経痛・婦人病・皮膚病・筋肉痛など

また、のし湯には200円で利用できるセルフサービスの喫茶店があります。
好きなカップで、コーヒーを飲むことができますよ。
ただ、ボタンを押してもカップの1/3ぐらいしかコーヒーがでません!
3回押して、やっとカップ一杯になりました。
故障?なのかなぁ??

セルフサービスの喫茶店は、手前と奥、2階まであってかなり広めの作りでした。
こちらも誰もいなくて、ゆっくりと貸し切りでくつろげました。
【奥の湯】露天風呂は混浴だった!

奥の湯の男湯露天風呂は、混浴になります。
女湯の露天風呂から男湯の露天風呂に入れるようです。
なので、女湯の露天風呂は小さな池が1つだけだそうです。☚連れからの情報
なので、男性向きの温泉ですね。
- 泉質:ナトリウム・塩化物硫酸塩泉
- 効能:神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・うちみなど
場所は、以下になります。

奥の湯は人気があるのでしょうね。
別の日の10時過ぎに行ったら、すでの5人入浴中でした。
8時30分から入浴できるので、8時30分に行けば貸し切り状態かもしれませんね。

湯上りどころの左側にコインロッカーがありますので、ここで貴重品は保管してくださいね。

奥の湯は、撮影禁止のため画像はありません。
そのため、湯上りどころからの景色になりますが、露天風呂からも同じような眺望が望めます。
黒川温泉のスィーツのおすすめは?
黒川温泉のスィーツは、何が一番のおすすめなのでしょうか?
黒川温泉の温泉たまご

黒川温泉の旅館には、必ずと言っていいほど温泉たまごが売られています。

温泉たまごは、奥の湯のよう温泉の蒸気を利用した方法とそのままの温泉のお湯に浸けたものがあります。

全部を食べたわけではありませんが、はっきり言って家庭で作る普通のゆで卵ですね。
これなら、別府の温泉たまごの方が美味しいと思いました。
【どらどら】どらどらバーガー

どらどらバーガーが人気のどらどらです。
場所と営業時間は、以下になります。
- 営業時間:9:30~17:00
- 定休日:水曜日・金曜日

どらどらバーガーには、抹茶やカスタードクリームなど4種類あります。
ここは、やっぱり一番人気の阿蘇小国ジャージー牛乳を食べなくてはいけませんね。

阿蘇小国ジャージー牛乳のどらどらバーガーの詳細は、以下になります。
- 値段:350円(その他のどらどらバーガーは300円)
- カロリー:219キロカロリー
- タンパク質:3.8g
- 脂質:4.1g
- 炭水化物:42.1g
- 食塩相当量:0.3g

阿蘇小国ジャージー牛乳のどらどらバーガーを食べた個人的な感想ですが・・・
開けた瞬間、えっ!小っちゃい!!
男性なら、一口で食べれる大きさでした。
また、どら焼きがパサパサしていて、阿蘇小国ジャージー牛乳の味がしなくて美味しくなかったです。
なぜ?このどらどらバーガーが人気なのか・・・?
【パティスリー麓(ろく)】塩麹のシュークリーム

パティスリー麓の場所と営業時間は、以下になります。
- 営業時間:9時00分~17時00分
- 定休日:火曜日

一番人気の塩麹シュークリームが、やっぱり美味しかったですね。
1個300円で、食べ歩き用におしゃれな紙に包んでくれますよ。

ザクザクした固めのシュークリームで、中には濃厚なカスタードクリームがたっぷりと入っています。
これはもう!超~美味かったですよ。
ザクザク感の歯ごたえがよく、甘すぎずに何個でも食べられそうでした。
難点は、クリームが多すぎて上手に食べないとこぼれてしまいます!(笑)
まとめ
別府から黒川温泉は、湯布院まで下道で行って、やまなみハイウェイを利用するルートが一番お勧めになります。
黒川温泉の露天風呂を貸し切りにする方法は、8時30分がねらい目で南城苑がおすすめです。
そのあと、10時にのし湯に行きましょう!
そうすることで、南城苑とのし湯の露天風呂を高確率で貸し切りにすることができます。
また、スイーツはパティスリー麓のシュークリームが一番おすすめです。
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