「おんせん県おおいた」といえば、別府や湯布院が有名ですが筋湯温泉をご存知でしょうか?
筋湯温泉は、開湯1,000年を誇る日本一の打たせ湯で大変有名な温泉地です。
今回は、その筋湯温泉の中でもコスパ最高の旅館をご紹介させていただきます。
その旅館は「秀月」といって、全室半露天風呂付き客室の宿なのです。
お部屋も綺麗で料理も美味しく、お湯もよくお肌がスベスベになってしまいました。
別府や湯布院に宿泊するのもいいですが、少し足を延ばして筋湯温泉もいいですよ。
秀月のチックインは15時から

筋湯温泉・秀月へのアクセスは以下になります。
わかりやすいように別府駅から案内しますね。
秀月のチックインは15時からなのですが、14時45分に宿に到着してしまいました。
でも、スタッフさんがそれに気付いて車まで来てくださいました。
「もうお部屋の準備ができているので一番風呂に入られてください」・・・
ありがたやー!
和洋室+サンルーム+シャワールームの大船

フロントでチックインをすると思いきやお部屋に案内されて、そこでチックインをしました。
今回のお部屋は、「大船」という半露天風呂付き+和洋室+サンルーム+シャワールームのお部屋です。
私がこの秀月を選んだ理由は、半露天風呂付き客室で宿泊料が安かったからです。
別府や湯布院で、これぐらいの宿に泊まろうと思えば5~6万円はするでしょうね。
和2間続きの和室と洋室ベッドルーム

まず、ベットルームはセミダブルのベットが2つあり、フカフカのお布団で熟睡できましたよ。
ベッドサイドポケットには延長コードもあり、充電しながらスマホを見ることもできました。
この部屋だけでコンセントが3つもありましたよ。

和室には大きなテレビがあり、ベットに寝ながら観ても余裕で見ることができました。
和室の広さは8帖で、空気清浄機も完備されていました。
サンルーム

和室の横にあるサンルームには、マッサージチェアや空の冷蔵庫などが設置されています。
私の場合は、このマッサージチェアでマッサージされながら大半の時間をここで過ごしました。
自分のお部屋にマッサージチェアがあるなんて高得点ですよね。
洗面化粧台

洗面化粧台は広さにして4帖ぐらいあり、大きな鏡もあってとても清潔感がありました。
そして、お風呂にはシャンプー・リンス・ボディソープはここから持って行くようになります。
また、ドライヤーがないと思ったのですが、左のティッシュペーパーの奥にありましたよ。
シャワールーム

洗面化粧台の隣はシャワールームです。
寒い日には重宝しそうですが、私は一度も使いませんでした。(笑)
九重は、大分でもかなり寒い所なんであった方がいいんでしょうね。
源泉かけ流しの部屋付き半露天風呂

半露天風呂は、正面と左側の窓が開けられるようになっています。
外の空気が入ってきてとても気持ちがよかったですね。
広さは、大人2人が足を延ばしては入れる広さでした。
ただ、外の景色を観るのに手すりが邪魔でしたね。
トイレ

トイレは温水洗浄便座でしたが、自動で開閉するタイプではなかったですね。残念!
でも、トイレ自体は綺麗で、手洗いが陶器でおしゃれ感があってよかったですね。
源泉かけ流しの貸切半露天風呂

秀月には、2つの貸切半露天風呂があります。
貸切風呂へ続く通路の入口にカギがあり、それを持って行くようになります。
カギがなければ、入浴中ということですね。
私の宿泊した「大船」の玄関からカギがあるかどうか直ぐに確認できて便利でした。
内部も外の景色もほぼ同じで、違っていたのが浴槽ですね。
秀の湯はご覧の通りの岩風呂風でしたが、月の湯はタイル張りでした。
まぁ、どちらかといえば秀の湯の方がよかったですね。
マッサージして洗えるアロエシオ

貸切半露天風呂に置いてあったものですが、つぶ塩でマッサージして洗えるという優れものです。
つぶ塩・米ぬか・ラベンダーの3種類をすべて試したのですが、ラベンダーが香りがよかったですね。
これを使ったのですが、おじさんのガサガサ肌がツルツルになって、マジで感動しました!
そして、筋湯温泉の塩化物泉でお肌がさらにうるおいましたよ。
あまりにもよかったので、自分へのお土産として購入しました。
ただ、塩だけに体に傷があるとかなりしみますよ。
懐石料理の夕食

夕食時間は、全室18時で固定されていてお食事処の個室でいただくようになります。
料理はというと・・・
食前酒の甘酒から最後のデザートの自家製アイスまで、すべて美味しかったです。
絶妙な味加減で、一人でニコニコしながら食べていました。
仲居さんに思わず、どれも美味しいですねって言ったら、支配人に言って来ますと・・・
支配人が見えられて、料理長を呼んできますと・・・
料理長までわざわざ来ていただいて、お礼まで言われてしまいました。
山女魚塩焼き

特に美味しかったのが、山女魚の塩焼きです。
塩加減が絶妙で言うことなかったですね。
天然物ではないそうですが、天然に近い状態で育てている業者さんから仕入れているそうです。
調理する直前にしめるそうで、骨まで柔らかくて頭から尻尾まで丸かじりしてしまいました。
鰻柳川

鰻柳川は、鰻とゴボウとの相性抜群で「うーん」と思わずうなずいていました。
鰻は国産なのか聞き忘れましたが、柔らかくて美味しかったです。
スープが美味しすぎて、最後の1滴まで残さず飲んでしまいましたよ。
黒毛和牛ローストビーフ

やっぱり大分といえば、豊後牛ですよね。
その中でも最高級の肉質を誇る「おおいた和牛」のローストビーフ!
お口の中でとろけてなくなってしまいましたよ。
九重夢ポークのしゃぶしゃぶ朝食

朝食時間は、8時と8時30分のどちらかを選ぶようになります。
朝食のメインは、九重夢ポークのしゃぶしゃぶです。
朝からしゃぶしゃぶ?って思われるかもしれませんが、これはありですね。
生でもいただける豚肉を贅沢にしゃぶしゃぶするなんて、朝から贅沢な朝食になりました。
たまご料理は、夕食時にだし巻き卵と温泉たまご、茶碗蒸しから選んでおくようになります。
私は、だし巻き卵をチョイスしましたが、甘すぎずフワフワでさすが有名旅館ですね。
ただ、アジの焼き物が冷めていた硬かったのが減点ポイントでした。
ご飯は、九重米で大分でも美味しいと評判のお米です。
キラキラと輝いてふっくらと炊けたご飯を3杯もおかわりして、朝からお腹いっぱいになってしまいました。
その後は、貸切風呂に入浴したり部屋風呂に入ったりとチェックアウトの10時30分までのんびりとしました。
チェックアウト後は、宿からいただいたコインで筋湯温泉の打たせ湯を堪能しましたよ。
筋湯温泉の旅館に泊まれば、打たせ湯のコインをどこでもいただけるようですね。
打たせ湯のことなら、こちらをご覧ください。
まとめ
別府や湯布院に宿泊するのもいいですが、少し足を延ばして筋湯温泉に行ってみてください。
筋湯温泉の秀月は、全室半露天風呂付きでお値段もお手頃価格で宿泊できる旅館です。
別府や湯布院で、これだけの設備に泊まろうと思えば、5~6万円はすると思います。
料理よし、温泉よし、お部屋も綺麗でくつろげること間違いなしです。
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