【厳選】別府温泉の無料駐車場付き共同浴場!地元民に愛されるジモ泉4選

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alt="国道10号線からすぐの便利な場所にある「松原温泉」” 温泉
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温泉天国として知られる大分県別府市には、宿泊施設や日帰り温泉施設だけでなく、地元の人々が日常的に利用する共同浴場、通称「ジモ泉」が数多く存在します。

市営温泉もいいけれど、せっかくならディープな別府の文化に触れられるジモ泉にも浸かってみませんか?

今回は、そんなジモ泉の入門編として、車でのアクセスが便利な「無料駐車場付き」のジモ泉をご紹介します。地元民に溶け込んで、一味違う別府温泉を体験してみませんか?

*市営温泉のことなら、こちらの記事をご覧ください。→「https://gantyan.com/incidental-facilities-of-beppu-municipal-hot-spring/

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そもそも「ジモ専」と「ジモ泉」って何が違うの?

別府の共同浴場には、「ジモ専」と「ジモ泉」の2種類があるってご存知でしたか?

  • ジモ専(地元住民専用):その地域に住んでいる人しか利用できない共同浴場です。入り口に「地元住民以外はご遠慮ください」といった貼り紙があることが多いので、うっかり入らないように注意しましょう。
  • ジモ泉(地元住民も利用する温泉):地元の人たちが日常的に利用していますが、観光客など外部の人にも開放されている共同浴場です。

今回ご紹介するのは、この「ジモ泉」です。地元の方々との交流も楽しめますし、何より、その安さには驚くはず!

ジモ泉の入浴マナーは?

alt="情緒あふれる!別府・鉄輪温泉の湯けむり”
別府の湯けむり

「料金が安いし、マナーとか難しそう…」と感じるかもしれませんが、大丈夫。ちょっとした心がけで、気持ちよく利用できます。

  • 自分はお客さんではない:別府のジモ泉は、地元の人々が守ってきた大切な場所。観光客としてではなく、「お邪魔させてもらう」という気持ちで利用しましょう。
  • あいさつをする:「こんにちは」「入らせていただきます」といったあいさつをすることで、地元の方々との距離がぐっと縮まります。
  • 浴槽の縁に座らない:多くの人が利用する場所なので、浴槽の縁に腰かけたりするのは避けましょう。
  • 勝手に加水しない:別府の温泉は源泉かけ流しが基本。せっかくの濃い温泉成分が薄まってしまうため、地元の人に嫌がられることがあります。熱くてどうしても水を足したい場合は、一声かけてからにしましょう。
  • 源泉から離れた場所へ:地元の人にはそれぞれ「定位置」があることが多いです。常連さんの邪魔にならないよう、源泉から離れた場所で入浴するのが無難です。

これだけ聞くと、なんだかハードルが高そうに思えますよね(笑)。でも、感謝の気持ちを持って接すれば、地元の方々も温かく迎えてくれます。

無料駐車場付き!車で入りやすいジモ泉4選

ジモ泉の多くは、地元の方が徒歩で利用することを想定しているため、残念ながら駐車場がない場所も少なくありません。

そこで今回は、「車で温泉巡りをしたい!」という方のために、広めの無料駐車場があるジモ泉を私の独断と偏見で厳選しました。

どのジモ泉も、地元の方々が毎日清掃しているので、湯船はとてもきれいです。施設の老朽化は否めませんが、それもジモ泉ならではの味。

1. 上田の湯丸日天温泉(かみだのゆまんにちてんおんせん)

alt="「地元の方と交流したい!」という方におすすめな丸日天温泉"
上田の湯丸日天温泉

「地元の方と交流したい!」という方におすすめなのが、こちらの丸日天温泉。

私が開店時間まで車で待っていたら、わざわざ「開いたよ!」と呼びに来てくれた、心温まるエピソードも。無料駐車場が8台分もあるのも嬉しいポイントです。

  • 入浴料金:大人150円
  • 営業時間:6:30〜10:30/14:00〜22:00
  • 定休日:年1回 不定休
  • 住所:別府市上田の湯町15-8
  • Googleマップ:「https://maps.app.goo.gl/HyyGEt7aSJmrQesy5
  • 駐車場:8台(無料)

2. 由緒ある「照湯温泉(てるゆおんせん)」

alt="お殿様が入った湯船の石がそのまま使われている「照湯温泉」”
照湯温泉浴槽

豊後森藩のお殿様が入った湯船の石がそのまま使われているという、由緒正しい温泉です。受付にいる女性の方がとても優しく、初めての方でも安心して利用できます。

無料駐車場は15台分あり、広くて停めやすいのも魅力的。

3. 温度が入りやすい「松原温泉(まつばらおんせん)」

alt="比較的温度が低い「松原温泉」”
松原温泉浴槽

別府の温泉は高温なことで知られていますが、こちらの松原温泉は比較的温度が低く、観光客でも入りやすいと評判です。

駐車場は3台分と少なめですが、国道10号線からすぐの便利な場所にあります。受付の女性の人当たりが良く、ホッと一息つけますよ。

  • 入浴料金:大人200円
  • 営業時間:6:30〜12:00/15:00〜23:00
  • 定休日:毎月5日・20日
  • 住所:別府市松原町3-4
  • Googleマップ:「https://maps.app.goo.gl/cTq7X7eWhQzR3np9A
  • 駐車場:3台(無料)

4. 国道沿いの隠れた名湯「日の出温泉(ひのでおんせん)」

alt="国道10号線沿いにありながら駐車場もある「日の出温泉」”
日の出温泉

国道10号線沿いという好立地にあるにもかかわらず、無料駐車場が10台分も用意されています。

入り口は少し細い道ですが、国道沿いにも停められるので安心です。営業時間も深夜までと長く、夜遅くに利用できるのも嬉しいポイントです。

  • 駐車場:10台(無料)
  • 入浴料金:大人200円
  • 営業時間:7:00〜12:00/14:30〜深夜0:00
  • 定休日:なし
  • 住所:別府市浜町22-10
  • Googleマップ:「https://maps.app.goo.gl/ekD6wJA1pcgfRYsb9

*最新の情報は「別府八湯温泉道の公式サイト」でご確認ください。→「https://onsendo.beppu-navi.jp/

激アツ!上級者向けのジモ泉

ちなみに、駐車場があって入りやすいジモ泉は他にもありますが、今回はあえて「外した」温泉があります。それが、住吉温泉や紙屋温泉。

この2つの温泉、とんでもなく熱いんです。初めての人が挑戦するにはハードルが高すぎるため、今回は見送りました。

もし「我こそは!」という方がいらっしゃれば、ぜひチャレンジしてみてください。見事に入れたら、あなたも立派な別府温泉通です!

*住吉温泉と紙屋温泉については、こちらの記事をご覧ください。→「https://gantyan.com/more-about-sumiyoshi-onsen-and-kamiya-onsen/

まとめ: 無料駐車場付きジモ泉で別府を深く楽しもう

別府の共同浴場には、地元の人しか入れないジモ専と、観光客も利用できるジモ泉があります。

今回ご紹介したジモ泉は、無料駐車場があって入りやすい、上田の湯丸日天温泉、照湯温泉、松原温泉、日の出温泉の4つ。

どの温泉も地元の方々が大切に管理してくれているので、入浴マナーを守れば気持ちよく利用できます。

この記事を参考に、あなたもぜひ、地元の人しか知らないようなジモ泉で、ディープな別府温泉を体験してみてください。

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