地獄めぐりに行く場合の交通手段で悩んでいませんか?
運転免許のない方や運転に自信がない方、できるだけ安く地獄めぐりをしたい方は、路線バスが一番いいです。
しかし、路線バスにはデメリットも多いのも事実です。
何十回も地獄めぐりをした地元民の私が、路線バスを利用した行き方の詳細・メリット・デメリットをお伝えします。
路線バスは、安いけど効率がけっこう悪く、時間に余裕がある方に向いています。
地獄めぐりは7つの地獄を観て回る観光スポット
地獄めぐりは全部で7つの地獄があり、海地獄エリアと血の池地獄エリアに分かれています。
初めての方は、「地獄めぐり=温泉めぐり」と勘違いする人も多いですが、地獄と呼ばれる池を観て回る観光スポットになります。
また、スタンプラリーでその地獄のスタンプが押せるので観光記念にもなりますよ。
まず、別府駅を基準として考えた場合には2通りの行き方があります。
最初に海地獄から行くのか、それとも血の池地獄から行くのかでバスの乗り場が違ってきます。
また、土日に行われる鬼山地獄のワニの餌付けを観るなら、10時までに鬼山地獄に行かれてくださいね。
別府駅から路線バスで海地獄に行く場合
最初に海地獄から行く場合の詳細は、以下になります。
①海地獄と②鬼石坊主地獄は、どちらが先でもいいよ。
白池地獄から血の池地獄に行く
白池地獄まで観たら、鉄輪バス停に移動します。
距離にして約180m、時間は約2分ほどでかかります。
血の池地獄と龍巻地獄どちらを先に行く?
血の池地獄前バス停から血の池地獄、龍巻地獄ともに徒歩で1分です。
龍巻地獄は間欠泉のため、約30分の間隔で噴出します。
そのため、よく「先に龍巻地獄に行って時間を確認しましょう」と言われますが、私はそうは思いません。
なぜなら、龍巻地獄の噴出する時間を気にしていたら、血の池地獄をゆっくり観れないからです。
なので、血の池地獄と龍巻地獄はどちらが先でも構わないというのが、私の持論です。
詳しくは、こちらをご覧いただければ幸いです。
血の池地獄エリアから別府駅まで帰る
別府駅から路線バスで血の池地獄に行く場合
最初に血の池地獄から行く場合の詳細は、以下になります。
血の池地獄エリアから海地獄エリアに行く
血の池地獄と龍巻地獄を観たあとは、海地獄エリアに移動します。
鉄輪バス停から①海地獄➡②鬼石坊主地獄➡③かまど地獄➡④鬼山地獄➡⑤白池地獄の順番で回ります。
①の海地獄と②の鬼石坊主地獄は、どちらが先でもかまいません。
鉄輪から別府駅に帰る
白池地獄まで観たら、鉄輪バス停に移動します。
路線バスを利用した場合のデメリット
路線バスを利用した場合ので、デメリットを箇条書きにしてみました。
- バスの本数が少ない
時間帯にもよりますが、約30分に1本です
乗り遅れたら、次のバスまで待たなければならない - バスの時間が気になってゆっくり観れない
その方の性格にもよりますが、バスの時間に振り回されます - バスの待ち時間が長い
バス停に発車時刻よりも前に行かなくてはいけない
夏の暑い時や冬の寒い時にはバス停で待つのがつらい - バスの乗車時間が長い
直行便ではないので各バス停に停車します - バス停から歩く必要がある
多少なりとも歩かなければならない - バスが来ても必ず乗れるとは限らない
時間帯にもよりますが、お客さんが多ければ乗れないこともあります
乗れても座席に座れないかもしれない - 乗るバスや降りるバス停を間違ったらアウト
余計なバス代が必要になります
次のバスを待たなければいけないので時間ロスになる
路線バスを利用した場合のメリット
路線バスを利用した場合のメリットも箇条書きにしてみました。
- 自分で日程を組める
バスの時間さえ把握すれば自由に行動できる - バスの運賃が安い
定期観光バスより1,000円ほど安くなる - 別府の町並みが観れる
バスから眺める別府の町並みもいいものです - 自分で運転しなくていいので楽である
バスの中で休める
亀の井バスのお得な乗車券
普通の路線バスを利用した場合には、バス運賃はトータルで約1,000円かかります。
もし、乗るバスを間違ったり、降りるバス停を間違ったら余計にバス代がかかってしまいますよ。
それを考えれば、お得な乗車券を最初から利用しませんか?
亀の井バスのMyべっぷフリー乗車券
亀の井バスでは、お得な乗車券でMyべっぷFree乗車券があり、ミニとワイドに分けられます。
さらに、1日乗り放題と2日乗り放題があります。
ミニフリー乗車券とワイドフリー乗車券の違いは、乗車できるエリアが異なります。
ミニフリー乗車券 | ワイドフリー乗車券 |
別府市内と城島高原 | 別府市内と城島高原・湯布院・アメリカンサファリ |
湯布院まで行きたいなら、ワイドフリー乗車券がお得ですよね。
でも、地獄めぐりや別府市内だけならミニフリー乗車券で十分ですよ。
1日乗り放題 | 2日乗り放題 | |
大人 | 1,100円 | 1,700円 |
学生 | 900円 | ー |
小人 | 550円 | 850円 |
ミニフリー乗車券の1日券と2日券
1日券では1,100円なので、普通の路線バスを利用した場合の1,000円と比べれば100円しか変わりません。
地獄めぐりだけを考えればミニフリー乗車券の1日券で十分です。
しかし、別府市内をあれこれ回るなら2日乗り放題がいいですね。
また、地獄めぐり共通券は2日間(当日と翌日)利用できますので、ゆっくり回ることができます。
ミニフリー乗車券のメリット
ミニフリー乗車券を利用した場合には、以下のようなメリットがあります。
- 地獄めぐりの途中で行きたいところがあれば、自由に乗り降りできる。
香りの博物館に行ったり、岡本屋のプリンも食べられる - 路線バスにいくら乗っても1,100円または1,700円しかかからない
降りるバス停や乗るバスを間違っても余計なバス代がいらない
Myべっぷフリー乗車券の発売場所
Myべっぷフリー乗車券が発売されている場所は、以下になります。
- 亀の井バス北浜バスセンター
- 亀の井バス鉄輪待合所
- 亀の井バス由布院駅前バスセンター
- フェリーさんふらわあ(別府港)窓口
- 別府交通センター
亀の井バス北浜バスセンターでMyべっぷフリー乗車券を購入されたら、別府駅まで行かなくてもいいです。
トキハ別府店の前から、地獄めぐりができますよ。
別府北浜から海地獄に行く場合
別府北浜から海地獄に行く場合の詳細は、以下になります。
その後は前途した通り、鉄輪バス停~血の池地獄前~別府駅で乗り降りすればOKです。
別府北浜から血の池地獄に行く場合
別府北浜から血の池地獄に行く場合の詳細は、以下になります。
その後は前途した通り、血の池地獄前~海地獄前~別府駅で乗り降りすればOKです。
まとめ
車の免許を持たない方や運転に自信がない方、できるだけ安く地獄めぐりをしたい方は、路線バスで行かれた方がいいです。
しかし、バスの待ち時間やバスの時間を気にしないといけない等のデメリットがあり、効率がかなり悪いです。
でも、亀の井バスのMyべっぷフリー乗車券を利用すれば、路線バスが乗り放題になり行動範囲を広げることができます。
そのため路線バスで行くなら、Myべっぷフリー乗車券を買われて地獄めぐりをしましょう。
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