【全国唯一!】鉄輪蒸し湯の魅力を徹底解説!正しい入り方から駐車場・営業時間まで

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温泉
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別府温泉郷の一つ、鉄輪(かんなわ)温泉には、全国でもここでしか体験できない特別な入浴スタイルがあります。それが今回ご紹介する「鉄輪蒸し湯」。普通の蒸し湯やサウナとは一線を画す、薬草「石菖(せきしょう)」の上で蒸される独特の入浴法は、一度体験したら忘れられない感動を与えてくれます。

鉄輪温泉を訪れるなら、この蒸し湯に入らないと後悔すること間違いなし!今回は、その魅力を余すことなくお伝えするとともに、上手な入り方、そして気になる駐車場や営業時間まで、詳しくご紹介します。

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鉄輪蒸し湯:石菖の香りに包まれる至福のリラックスタイム

鉄輪むし湯

日常の喧騒から離れ、心ゆくまで癒されたい。そんなあなたにぴったりの場所が、別府の鉄輪蒸し湯です。一般的な温泉とは全く異なるこの蒸し湯は、五感を刺激し、深いリラックスへと誘います。

鎌倉時代から続く歴史ある癒し

鉄輪蒸し湯は、なんと鎌倉時代に**一遍上人(いっぺんしょうにん)**によって創設されたと言われています。受付の前には、その一遍上人の木像が静かに安置されており、歴史の重みを感じさせます。

この独特な入浴法は、古くから多くの人々に愛されてきました。湯けむり立ち込める鉄輪の地で、一遍上人が人々を癒すためにこの蒸し湯を広めたとされており、その歴史的な背景を知ることで、より深く蒸し湯の魅力を感じられるでしょう。

むし湯の内部は、鉄輪温泉の地熱で熱せられた床一面に、薬草である**石菖(せきしょう)**が敷き詰められています。この石菖の上に寝転がり、その独特の香りを全身で感じながら、じんわりと汗をかくことで、心身ともに深いリラックスを得られるのです。

石菖(せきしょう)とは? 清流沿いにしか生息しない、希少な薬草の一つです。その香りは、古くからリラックス効果があるとされています。

蒸し湯内部は想像以上の熱さと狭さ!

「蒸し湯」と聞くと、サウナのような広い空間を想像するかもしれませんが、鉄輪蒸し湯は少し異なります。内部は約6帖ほどの広さで、高さは約1mと、かがんで入るほどの空間です。そのため、「狭い場所が苦手」という方には不向きかもしれません。

また、内部は約90℃と高温!扉を開けた瞬間にモワッとくる熱気に、思わず「熱っ!」と声が出てしまうほどです。まさに**「気合を入れて入る」**という表現がぴったり。

鉄輪蒸し湯の利用ガイド:駐車場・営業時間・料金

鉄輪蒸し湯を存分に楽しむために、事前に知っておきたいのが駐車場や営業時間、そして泉質と効能についてです。

駐車場は市営が便利!2時間無料券を忘れずに

鉄輪蒸し湯には専用の駐車場がありません。そのため、近くの市営駐車場を利用することになります。

朗報です! 鉄輪蒸し湯を利用すると、なんと市営駐車場の2時間無料券がもらえます。受付で必ず無料駐車券をもらうのを忘れないでくださいね!

市営駐車場は2ヶ所ありますが、一番近いのは「市営熱の湯前駐車場」です。

  • 市営熱の湯前駐車場
  • 鉄輪温泉地区駐車場
    • 熱の湯前駐車場が満車の場合は、いでゆ坂を約250m、徒歩約3分ほどの「鉄輪温泉地区駐車場」へ。
    • 駐車台数は20台と、熱の湯前駐車場よりも広めです。
    • 鉄輪温泉地区駐車場の地図

いでゆ坂を散策するなら、以下の共同浴場もお勧めですよ。!

営業時間と休業日をチェック!

鉄輪むし湯の営業時間は以下の通りです。

  • 通常営業時間: 6:30~20:00(最終受付19:30)
  • 現在の営業時間(コロナの影響): **当面の間 7:30~19:30(最終受付19:00)**となっています。訪れる際はご注意ください。
  • お休み: 第4木曜日(祝日の場合は翌日)

泉質と効能は入浴スタイルで異なる!

鉄輪むし湯は、入浴する場所によって泉質と効能が異なるのが面白いポイントです。

  • 浴槽
    • 泉質:塩化物泉
    • 効能:きりきず・末梢循環障害・冷え症・うつ状態・皮膚乾燥症
  • 蒸し湯
    • 泉質:単純泉
    • 効能:自律神経不安定症・不眠症・うつ状態
  • 足蒸し
    • 泉質:単純
    • 効能:自律神経不安定症・不眠症・うつ状態

浴槽、蒸し湯、そして後述する無料の足蒸しと、それぞれの場所で期待できる効果が違うので、ご自身の悩みに合わせて利用してみるのも良いでしょう。ちなみに、これらのお湯は「渋の湯」からの引き湯とのことです。

敷地内には無料の足蒸しも!

足蒸し

蒸し湯の敷地内には、なんと無料の足蒸しがあります。蒸し湯の前後や、ちょっとした休憩に気軽に利用できます。無料なので、利用しないと損ですよ!歩き疲れた足にも心地よい癒しを与えてくれるはずです。

鉄輪蒸し湯の「ツウ」な入り方と注意点

せっかく鉄輪蒸し湯を訪れるなら、その効果を最大限に引き出す「ツウ」な入り方をマスターしましょう。また、快適に過ごすための注意点もご紹介します。

準備するものと服装のポイント

  • 入浴料: 700円
  • 服装: ラフな服装がおすすめ! 半ズボンやTシャツなど、金属類が付いていないものが良いでしょう。
  • もし適当な服がない場合でも、220円で洋服のレンタルも可能です。
  • タオル: 汗を拭くために必須です。
  • 女性の方へ: お化粧は必ず落としてから入浴しましょう。熱気でメイクが崩れて「入浴後には別人」なんてことにならないように!
  • スマホについて: 蒸し湯内部には持ち込めません。ただし、係の方が入口で記念撮影をしてくれるので、思い出はしっかり残せますよ。

いざ、蒸し湯へ!8~10分が目安

鉄輪むし湯の内湯
  1. 予備洗い: まずは浴槽へ。お股やお尻も丁寧に洗い、体を清潔にしましょう。
  2. 着替え: 体をよく拭いてから、準備した服(レンタル服も可)に着替えます。下着は着用しないのが基本です。
  3. 蒸し湯へGO!
  4. 受付で時間を測ってくれます(目安は8~10分)。
  5. 入口が低いので、頭をぶつけないようにかがんで入りましょう。中は少し暗いので足元にも注意してください。
  6. 中に敷かれたゴザの上に、持参したタオルを石枕に敷いて寝転がります。
  7. 8分間じっくりと蒸されます。熱くて苦しくなったら無理は禁物ですが、我慢できるようなら、2分間の延長も可能です。係の方に伝えてみましょう。
  8. 蒸された後は…
  9. 時間になったら、係の方が教えてくれます。
  10. 入口横のゴザの上で、体に付いた石菖を丁寧に落とします。
  11. 再び浴槽へ。汗を流してからゆっくりとお湯に浸かりましょう。
  12. 湯上がり後には、水分補給を忘れずに!

まとめ:鉄輪蒸し湯でしか味わえない非日常体験を!

今回は、鉄輪蒸し湯の魅力から、上手な入り方、駐車場、営業時間まで詳しくご紹介しました。

鉄輪蒸し湯は、普通の温泉やサウナとは異なり、薬草「石菖」の上で寝るという、まさに全国唯一の独特な入浴スタイルです。別府を訪れたなら、この非日常的な体験をしない手はありません!

熱いですが、石菖の香りに包まれながらの蒸し体験は、心も体もリフレッシュさせてくれること間違いなしです。ぜひあなたの観光コースに「鉄輪蒸し湯」を加えて、特別な思い出を作ってくださいね。

鉄輪温泉公式サイト

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