「ガソリン価格の値下がり」というニュースを聞くと、家計には本当にありがたいですよね!
ですが、もしあなたが大分県への出張や旅行を計画されているなら、一つだけ強くお伝えしたいことがあります。それは、「ぜひ車のガソリンを満タンにしてきてください!」ということです。
なぜなら…残念ながら、大分県は全国的に見てもガソリン価格が高値圏で推移しているからです。
「せっかく旅行で別府や湯布院に来たのに、なぜ大分で高いガソリンを入れなきゃいけないの!」とならないためにも、賢く節約できるところは抑えておきましょう!浮いたお金で、大分の美味しいグルメや温泉をさらに満喫できますよ。
この記事では、2025年10月最新の価格比較データをもとに、大分県で損をしないための給油のコツと、今後の価格変動の可能性について詳しく解説します。
大分県のガソリン価格のリアルと全国との比較(2025年10月最新)
まずは、大分県で給油することの「損」の度合いを、客観的なデータで見てみましょう。
2025年10月下旬時点の全国平均と大分県平均のガソリン価格を比較しました。特に、利用頻度の高いレギュラーガソリンの価格差にご注目ください。
| 全国平均(概算) | 大分県平均(10/27時点) | 価格差 | |
| レギュラー | 167.8円 | 177.6円 | +9.8円 | 
| ハイオク | 177.0円 | 188.5円 | +11.5円 | 
| 軽油 | 146.0円 | 156.5円 | +10.5円 | 
【驚愕!】 以前のデータからさらに価格差が広がり、大分県のレギュラーガソリンは全国平均より約10円も高いという非常に厳しい状況です。大分での給油は絶対に避けたいところです。
都道府県別ランキングで見える大分の立ち位置
残念ながら、大分県はレギュラーガソリンで全国でも高値圏に位置しています。
もしあなたが安いエリアから来るなら、この10円近い価格差は、数十リッターの給油で大きな差になります。
隣県との比較で一目瞭然!「福岡・熊本で満タン推奨」
特に近隣の福岡県や熊本県、宮崎県から大分へ車で来られる方は、県境での給油を徹底するだけで、大きな節約が可能です。
隣接する3県の最新価格の詳細データは未取得ですが、この大分県の高値の状況を考えると、隣県で満タンにする賢い判断は変わりません。
レギュラーガソリンが全国平均より約10円も高い大分県(177.6円)で40リッター給油すると、もしあなたが全国平均価格(167.8円)のエリア(例:福岡県)で満タンにしていれば、その価格差はなんと10円!
なんと400円もお得になります! これは、別府温泉の入浴代やお土産代に回せますよね!
大分県のガソリン価格が「九州で唯一の製油所があるのに」高い理由
「大分県は九州で唯一の石油精製施設があるのに、なぜ輸送費がかからないはずなのに高いの?」という疑問、私もいつも感じています!
この矛盾は、大分県のガソリン価格を語る上で欠かせない、他ブログとの差別化ポイントです。現地の声や報道から言われている主な理由を見てみましょう。
- 1. 郡部(地方)のスタンドが多い問題
- 大分県は都市部だけでなく、広範囲の郡部にガソリンスタンドが乱立しています。
 - その結果、1つあたりのスタンドの販売量が少なくなり、運営維持のために高い粗利を設定せざるを得ず、平均価格が押し上げられている、という説が有力です。
 
 - 2. 価格競争が起きにくい体質?
- 一部では、石油販売協同組合の力が強く、他県ほど激しい価格競争や安売りをしない傾向にあることが一因とされています。(ただし、最近は昔に比べるとだいぶ改善されていると私も感じています!)
 
 - 3. 価格表示をしていないスタンドが多い?
- 価格を表示していないガソリンスタンドが多いことも、消費者が価格を比較しづらく、結果として競争原理が働きにくい要因になっている、という指摘もあります。
 
 
大分で「仕方なく」給油するならどうする?究極の節約術
一番は「大分で入れないこと」ですが、旅先で緊急事態になった場合の賢い給油方法をご紹介します。
1. 県境で給油する(特に中津市・日田市を狙え!)
大分市内や別府市内の中心部で給油するよりも、福岡県や熊本県に近い県境のエリア(中津市・日田市など)で給油する方が、価格競争が働く分、安く入れられる傾向にあります。
どうしても必要な場合は、最小限の給油に留めることを強くお勧めします。
2. 石油系カードを「お守り」代わりに持っておく
どうせ給油するなら、全国どこでも使える安心感と値引き特典があるカードを利用するのが賢明です。
私のお勧めは、ENEOS CARD S(スタンダード)です。
⛽ENEOS CARD Sのお勧めな理由(旅のお守り編)
| 特典 | 内容 | 
| 給油値引き | ガソリン・軽油が、いつでも2円/L引きで給油できます! | 
| 年会費 | 初年度は無料。年1回のカード利用で次年度無料に! | 
| 利用条件 | ENEOSサービスステーションだけでなく、一般加盟店で年1回利用すればOK! | 
| 安心感 | ENEOSは全国一の店舗数を誇るので、旅先での給油に困ることはありません。 | 
本人会員の年会費は1,375円(税込み)が必要ですが、年1回の利用で無料になるので、「ドライブのお守り代わり」に持っておいて損はありません。
ガソリン代だけじゃない!大分道を走るなら覆面パトカーにも注意!
ガソリン代の節約も大事ですが、大分道を走るならもう一つ注意しておきたいのが、覆面パトカーの存在です。
ガソリン代を節約したのに、スピード違反で高額な反則金を取られたら元も子もありません…!安全運転で快適な旅にしましょう。
覆面パトカーについては、こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。「大分道には覆面パトカーがいっぱい走っちょるんで!」
【注目ニュース】ガソリン税「暫定税率」廃止に向けた今後の見通し
最後に、私たちドライバーにとって最も気になる「ガソリン税(暫定税率)」廃止の最新動向について触れておきましょう。
現在、ガソリン価格には「暫定税率(1リットルあたり25.1円)」が上乗せされています。この廃止が実現すれば、ガソリン価格は1リットルあたり約25円程度値下がりすると予想されています。
今後の見通しと課題(2025年10月時点)
現在(2025年10月)、国会では与野党間で廃止に向けた協議が最終局面に入っており、年内(11月〜2026年2月)の実現の可能性が高まっています。
| 論点 | 概要 | 
| 廃止時期 | 2025年11月〜12月、または2026年4月など、準備期間を考慮した最終調整が行われています。 | 
| 代替財源の確保 | 廃止は年間1兆円を超える税収減につながるため、道路整備などの財源をどう補うかが最大の課題です。 | 
| 補助金との関係 | 現在のガソリン価格を抑えている補助金が今後どうなるかによって、店頭価格の下がり幅は大きく変わります。 | 
政治の動向次第で、一気にガソリン価格が下がる可能性もゼロではありません。大分旅行の計画を立てる際は、この暫定税率のニュースにもぜひ注目してみてください。
まとめ:賢く満タンにして、大分旅行を大満喫しよう!
- 大分に来る際は、出発前にぜひガソリンを満タンにしてお越しください。
 - 隣県の福岡県や熊本県での給油が特にオススメです。県境のスタンドも要チェック!
 - どうしても給油しなければならない場合には、必要最小限の給油に留めるのが賢明です。
 - ENEOS CARD Sのような、値引きと年会費優遇があるカードを準備しておくと安心です。
 
節約できるところは少しでも抑えて、浮いた分で大分県での滞在を思いっきり満喫してくださいね!
大分へのご出発前に、ぜひ地元のガソリン価格をチェックして、賢い旅の計画を立ててみてくださいね!
