大分県の観光名所として知られる岡城跡は、歴史ファンや絶景好きにはたまらない魅力が詰まった場所です。
この記事では、この難攻不落の城跡を訪れる際のポイントや、そこに隠された物語、そして知っておきたい注意点まで、余すところなくご紹介します。
断崖絶壁にそびえる石垣群!圧巻の「天空の城」とは

岡城跡の最大の魅力は、なんといってもその石垣群と断崖絶壁が織りなす圧倒的な景観です。
阿蘇山の噴火によってできた火砕流が、川で冷やされ石になったものを積み上げたと言われる石垣は、様々な技法が用いられており、見る者を飽きさせません。
しかし、その足元は切り立った断崖絶壁。柵がない場所もあるため、絶景に見惚れて足元がおろそかにならないよう、十分に注意が必要です。
転倒注意!岡城跡を安全に楽しむためのアドバイス

岡城跡の入り口から本丸までの道のりは、往復で約30分かかります。登り坂は少々きつく、帰りの下り坂では滑りやすいので注意が必要です。
実際に私も滑って転んでしまった経験があります。特に雨上がりなどは、滑りにくい靴を選ぶことをおすすめします。
本丸からの大パノラマ!祖母山〜くじゅう連山を一望

少し大変な坂道を登りきった先には、ご褒美が待っています。本丸跡からは、祖母山、くじゅう連山、そして遠く阿蘇山までを一望できる大パノラマが広がります。
この絶景は、ユネスコエコパークに登録されている「祖母・傾・大崩」の代表的な見どころの一つにもなっており、まさに息をのむ美しさです。
春は桜、秋は紅葉!四季折々の岡城跡の楽しみ方

岡城跡は、その絶景に加え、四季折々の美しい景色でも訪れる人を魅了します。
春には桜の名所として、秋には美しい紅葉が楽しめることで有名です。桜と紅葉の時期は特に多くの人が訪れますので、時間に余裕をもって計画を立てましょう。
滝廉太郎が「荒城の月」を作曲した月見櫓跡

岡城跡を語る上で欠かせないのが、滝廉太郎が作曲した名曲「荒城の月」の舞台であることです。
城内の二の丸には滝廉太郎の石像があり、その近くにある月見櫓跡で、彼が月を眺めながら作曲したと言われています。
小学校の音楽の授業で習ったあの名曲が生まれた場所に立つと、当時の情景が目に浮かぶようです。
岡城跡へのアクセス・入場情報まとめ
岡城跡を訪れる際は、以下の情報を参考にしてください。
- 駐車場: チケット売り場前に無料駐車場あり
- 営業時間: 9:00〜17:00
- 休城日: 12月31日〜1月3日
- 入場料: 大人300円、こども150円
- 公式サイト:https://okajou.jp/
- Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/NMKMNPRUpsE9AhZe9
まとめ|岡城跡は歴史と絶景、そしてロマンが詰まった場所
大分県の岡城跡は、難攻不落と言われた城の歴史と、天空に浮かぶような絶景が魅力の観光スポットです。
- 断崖絶壁と石垣群が織りなす圧巻の景観
- 本丸から一望できる大パノラマ
- 滝廉太郎の「荒城の月」が生まれた場所
- 桜や紅葉など、四季折々の美しさ
急な坂道や断崖絶壁など、注意すべき点もありますが、だからこそ味わえる感動があります。ぜひ一度、岡城跡を訪れてみてはいかがでしょうか。
大分県には他にも魅力的なお城があります。黒田官兵衛が築城した名城「中津城」もおすすめです!詳しくは、こちらの記事をご覧ください。https://gantyan.com/yukichi-fukuzawa-and-kanbei-kuroda/
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