【激アツ注意報!】別府「地獄の熱湯」に挑む!住吉温泉&紙屋温泉で体感した地元愛と限界突破の入浴記

2層に分かれた浴槽の住吉温泉

日本一の温泉地として知られる別府。

ここには、旅館の立派なお風呂だけでなく、地元の人たちの生活に欠かせない、ディープな「共同温泉」の文化があります。中には、地元の人専用の「ジモ専」と呼ばれる、特別な温泉があるくらい、湯へのこだわりがすごいんです。このディープな文化について詳しく知りたい方は、こちらの記事もどうぞ! [【保存版】「ジモ専」温泉とは?〜別府共同湯の入り方]

今回、私たちが挑戦したのは、そんな地元の方が毎日利用する共同温泉の中でも、特に熱いと噂の2つ!

それが「住吉温泉」と「紙屋温泉」での、汗と笑いの激アツ体験記です!

外から見ただけでは分からなかった、浴槽に足を入れた瞬間の「アチッ!!」という衝撃。お湯は、水を足さない100%源泉かけ流し!その熱さは、まさに観光客にとっては「地獄の湯」レベルでした。

もちろん、地元の方のアドバイスで「入れる温度」に調整するという熱い攻防戦もありました。

思わず声が出たリアルな熱さ、そして、あたふたする私たちに優しく声をかけてくれる地元のおばちゃん。

ただ熱いだけじゃなく、湯への誇りと、旅人への温かさがギュッと詰まっていました。

「この激熱をクリアできたら、あなたも立派な別府ツウ!」

そう信じて挑んだ、他では味わえない最高の「限界突破」お風呂レポート、どうぞ最後までお付き合いください!

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1. 【挑戦者求む】住吉温泉:熱さレベルMAX!二槽に分かれた「極熱の湯」

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住吉温泉

住吉温泉の入り口に到着。外観はレトロで、まさかあんな激熱が待っているとは夢にも思いませんでした。

浴室の中央には、二層に分かれた浴槽がドーンとあります。私たちは、手前と奥で温度が違うのだろうと思っていましたが、いざ浴槽に足を入れた瞬間、その衝撃に息をのみました。

熱い!熱い!そして奥の浴槽に移動しても…やっぱり熱い!

地元の方に聞くと「一応ね、奥の方がちょっとは冷めやすいから、ぬる湯ということになっているのよ」とのこと。つまり、どちらの浴槽も観光客にとっては「激熱」!これが別府の洗礼か!と感じました。

その熱さは、温泉成分を守るため、水を足さない100%源泉かけ流しにこだわる地元の方々の誇りがあるからです。

「二つの浴槽」も熱い!:限界突破に挑み、地元の方の”神アドバイス”で打開

足を入れるだけでも真っ赤になってしまうほどの衝撃!

手前の浴槽に挑むも1秒で断念。気を取り直して奥の浴槽へ移動しましたが、体感温度はほぼ一緒!

「これ、入れるわけない!」と友人が悲鳴を上げ、一同爆笑!まさに大騒ぎしていると、その時、隣の女湯から、まるで天からのような声が聞こえてきました。

ちょっと、そこの人たち!バケツに入っている水を足して冷ませてみて!

観光客への温かい心遣いに、私たちは感動と使命感を覚えました。二槽あってもどちらも激熱!そんな住吉温泉で、自分たちだけの「入れる温度」を作り出すという、新たなミッションの始まりです。

友人A「水で冷ませって言われたよ!」

友人B「よし、ポリバケツで!でも全然冷めない…これ本当に意味ある?」

水の追加だけでは冷やしきれず、結局、勢いで強行突破を決行!

  • 私:5秒耐えて飛び出す!
  • 友人A:1秒でギブアップ!
  • 友人B:まさかの1分間耐えきるという、熱湯王の称号を獲得!

結局、滞在時間30分で引き上げることに。悔しさと、熱湯に打ち勝てなかった後ろ髪引かれる思いが残りましたが、このリアルな攻防戦こそが、最高の思い出となりました。

住吉温泉 詳細と激熱を乗りこなす注意点

項目詳細
営業時間16:00〜22:45
入浴料金市外:300円(市内:150円)
泉質炭酸水素塩泉(美肌効果も期待できる)
効能皮膚病、神経痛、きりきず、皮膚乾燥症、疲労回復、健康増進など
住所別府市松原町18-23
運営形態市有区営温泉(地元の方々で運営・管理)

【激アツ攻略の極意と地元マナー】

  1. 熱さに慣らす時間を作る! 身体を洗い、足元からゆっくり慣らしましょう。慣れれば湯冷めしにくくなります。
  2. 鍵が開いていたら入浴OK。 16時になっても暖簾が出ていないことも。地元流のゆるやかなルールです。
  3. 使用したバケツの水は元に戻す! 湯船からお湯を汲み、バケツに入れて次の人のために置いておくのが別府の地元マナーです。
  4. お金はザルへ。 管理人不在で、監視カメラが作動しています。

住吉温泉のアクセス

手段アクセス詳細
JR利用JR別府駅から徒歩で約15分
バス利用亀の井バス・大分交通バス「流川二丁目」バス停から徒歩で約5分
大分自動車道 別府ICから約20分
駐車場あり(3台、ただし狭い)
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2. 紙屋温泉:美人湯でクールダウン?地元の方が勧める「飲む温泉」の魅力

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紙屋温泉の入り口

次に訪れたのは、美人湯としても有名な「紙屋温泉」。

源泉温度は約52℃と、先の住吉温泉ほどの「熱さ」はなく、少しホッと一安心。住吉温泉の熱湯特訓で、私たちの体が温泉に慣れていたのかもしれません。

浴場では、地元の方が「蛇口の所は熱くないよ」と親切に教えてくれましたが、私にはあまり感覚的には変わりませんでした(笑)。

泉質は「美人湯」!地元の方が推す「飲泉」の秘密

紙屋温泉の湯は、炭酸水素塩泉と塩化物泉の成分を含むブレンドで、「美肌と保温」効果が期待できる美人湯です。

地元の方が特に勧めてくれたのは、建物の外にある飲泉(飲む温泉)でした。この飲泉は、特に胃腸に良いとされており、地元では「薬湯」のように親しまれているそうです。

地元の方の「飲泉を試して!」というお勧めを、その時は飲まずに帰ってしまったことが、今となっては心残り…。入浴とはまた違った効能があると地元で評判の温泉。次回こそは、別府の味を体感するリベンジを誓います!

紙屋温泉 詳細と注意点:美人湯でのリラックス方法

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紙屋温泉の分析表
項目詳細
営業時間13:00〜22:00
入浴料金300円
泉質炭酸水素塩泉、塩化物泉(地元では飲泉が特に有名)
効能きりきず、やけど、慢性皮膚炎、冷え性、神経痛など(飲泉は胃腸病、糖尿病などに期待)
源泉温度約52℃
住所別府市千代町8番の2
運営形態市有区営温泉(地元の方々で運営・管理)

【美人湯を楽しむためのヒント】

  • 飲泉「飲む」ことで胃腸に良い効果が期待できる珍しい温泉です。ぜひ試して、体の中から温泉成分を取り入れてみましょう。(試す際は自己責任で)
  • 駐車場の難易度高! 狭いスペースのため、大きな車や運転が苦手な方は公共交通機関の利用も検討しましょう。

紙屋温泉のアクセス

手段アクセス詳細
JR利用JR別府駅から徒歩で約12分
バス利用亀の井バス・大分交通バス「永石温泉前」バス停から徒歩で約2分
大分自動車道 別府ICから約20分
駐車場あり(5台、ただし狭いので注意)
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まとめ:別府の「地獄の湯」は、最高のチャレンジと「地元愛」が詰まった特別な体験

住吉温泉と紙屋温泉は、単なる共同浴場ではありません。

天然源泉かけ流しの「真の温泉」であり、別府の熱さへの誇り、そして挑戦する観光客を見守る地元の方々の温かい心遣いが詰まった場所です。

友人との爆笑のやりとり、熱湯への限界突破、そして地元の方の優しいサポート。

これらは、別府ならではの「地獄の湯」だからこそ得られる、唯一無二の特別な思い出です。

熱い温泉が苦手な方も、ぜひこの「激アツチャレンジ」に挑み、本当の別府の魅力を体感してみてください!

*別府の観光情報については、別府市公式観光情報Webサイト【別府たび】でご確認ください。