龍巻地獄の「酸性泉」に貸し切りで入れる!【長泉寺薬師湯】への行き方・入浴方法を徹底解説

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alt="別府でも珍しい酸性泉の長泉寺薬師湯の浴槽” 温泉
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別府地獄めぐりの一つ、龍巻地獄(たつまきじごく)。ご存知の通り、間欠泉を観覧するスポットです。

ただ「観覧するだけじゃ物足りないな…」「あの温泉、入ってみたい!」そう思ったことはありませんか?

実は、龍巻地獄の源泉に入浴できる場所があるんです。しかも、一人でも家族でも、貸し切りで!

それが、龍巻地獄の引き湯を引いている**「長泉寺薬師湯(ちょうせんじやくしゆ)」**です。

今回は、龍巻地獄には入らずに、その酸性泉を堪能する穴場スポット「長泉寺薬師湯」への行き方から、知っておくべき入浴方法まで、画像付きで詳しくご紹介します。

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龍巻地獄は「観なくてもいい」ワケ

長泉寺薬師湯の魅力を語る前に、なぜ筆者が「龍巻地獄は観なくてもいい」と断言するのか、少しだけお話しさせてください。

※その理由は、こちらの記事で詳しく解説しています。
https://gantyan.com/sea-hell-and-blood-pond-hell-tour/

長泉寺薬師湯へのアクセス:車でも徒歩でもOK!

長泉寺薬師湯は、龍巻地獄から歩いてすぐの場所にあります。距離は近いのですが、少し分かりづらい場所にあるため、初めて行く方は迷ってしまうかもしれません。

今回は、龍巻地獄の駐車場を起点に、徒歩、それぞれのルートを画像付きで解説します。

【所要時間1分】車での行き方

alt="県道218号線を約300m直進"
県道218号線
  1. 龍巻地獄の駐車場を出たら、県道218号線を約300m直進します。
  2. 「サークルワン」の看板がある細い道を左折してください。
alt="約60m先に長泉寺の駐車場がある"
長泉寺駐車場
  1. 約60m先に長泉寺の駐車場があるので、そちらに駐車します。
  2. 駐車場から50mほど歩くと、長泉寺薬師湯が見えてきます。

【所要時間2分】徒歩での行き方

alt="龍巻地獄の駐車場に行きます”
龍巻地獄の駐車場
  1. 龍巻地獄の駐車場に行きます。
alt="「◀P」の表示がある方へ行きます”
「◀P」の表示
  1. 駐車場の右手、「◀P」の表示がある方へ進みます。
alt="細い道を右に行く”
細い道を右折
  1. すぐに細い道に出るので、右折します。
alt="50メートル先に長泉寺が見える”
長泉寺
  1. 50mほど先に長泉寺が見えてきます。

長泉寺薬師湯 詳細情報

  • 入浴料金: お賽銭(100円が目安)
  • 住所: 大分県別府市野田4−2
  • Googleマップhttps://maps.app.goo.gl/9R7QczGyz85FVgGu7
  • 営業時間: 10時~16時
  • 入浴時間: 1時間の貸し切り

*長泉寺は由緒あるお寺です。詳細は公式サイトへ→「https://chousenji.sakura.ne.jp/

入浴前に知っておきたい!住職さんへの許可の取り方

alt="長泉寺薬師湯”
長泉寺薬師湯

長泉寺薬師湯は、共同浴場でありながら、住職さんの許可を得て入浴する珍しいスタイルです。なんだか敷居が高そうに感じるかもしれませんが、ご安心ください。住職さんはとても優しい方ですよ。

  1. まず、住職さんのお宅の玄関チャイムを押します。
  2. 「お風呂に入りたいのですが」と伝えましょう。
  3. ノートに名前、住所、電話番号を記帳します。
  4. お賽銭を入れます。
  5. 初めての方は、住職さんが入浴方法を丁寧に説明してくれます。

実は、筆者は一度、営業時間の10時より早く9時頃に行ってしまったことがあるのですが…。「せっかく来てくださったのだから」と、快く入れてくださいました。その心遣いが本当に嬉しかったですね!

お賽銭はいくら入れる?

住職さんは金額を提示しませんが、現在は賽銭箱に**「100円が目安」**と書かれています。

極端な話、1円でも10円でもOKですが、それでは少し気が引けますよね。筆者は感謝の気持ちを込めて200円をお賽銭箱に入れました。ご家族で利用すれば、かなりお得に入浴できます。

貸し切りで贅沢なひととき!長泉寺薬師湯の入浴方法と感想

alt="長泉寺薬師湯のレトロな浴槽”
入り口から撮影

いよいよ、待ちに待った入浴です!ワクワクしながら浴室へ足を踏み入れると、レトロな雰囲気の浴室がお出迎え。

入浴方法(知っておきたいローカルルール)

  1. 入浴する際は、まずドアを閉めて鍵をかけます。これが**「入浴中」の合図**です。
  2. 浴槽のお湯が熱いと感じたら、バケツに入っている源泉を入れてください。これは源泉を薄めないための工夫です。使用した後は、次の人のためにバケツに湯船のお湯を汲んでおきましょう。
  3. 逆にぬるい場合は、源泉のパイプを湯船の方に向けます。熱いお湯が出てくるので、温度を調整したら元の角度に戻してください。
  4. 退室する際は、浴室の湿気を逃がすために窓とドアを開けたままにします。これが「空いてますよ」の合図です。
  5. 帰り際に住職さんに挨拶する必要はありません。そのまま帰ってOKです。

長泉寺薬師湯の「酸性泉」ってどんなお湯?

alt="龍巻地獄のお湯を引き湯にした長泉寺薬師湯”
源泉かけ流しのお湯

泉質は、龍巻地獄と同じ酸性泉。酸性泉と聞くと、肌がピリピリしそうなイメージがあるかもしれませんが、ここのお湯は不思議とまろやかで、肌あたりがとても優しいんです。

一般的に、酸性泉は強い殺菌力を持つため、「皮膚病」や「美肌」に効果があるといわれています。また、疲労回復にも良いとされているんですよ。

実際に湯船に浸かってみると、ピリピリ感はまったくなく、さっぱりとした湯上りが最高に気持ちよかったです。

う〜ん、何という贅沢なんでしょうか!

龍巻地獄の源泉を独り占めできるこの時間は、まさに至福のひとときでした。別府でも数少ない酸性泉を、貸し切りで満喫できる場所はそうそうありません。

龍巻地獄は観なくても、この長泉寺薬師湯には絶対に入っておいた方がいいですね。そのお湯の良さに、きっと感動するはずです。

まとめ:龍巻地獄を観なくても、長泉寺薬師湯には絶対に入るべし!

龍巻地獄の源泉を引く「長泉寺薬師湯」は、別府の隠れた名湯です。

  • 入浴スタイル: 住職さんに許可を得て、お賽銭を入れて入浴する
  • お賽銭の目安: 100円
  • 泉質: 龍巻地獄と同じ酸性泉(肌あたりはまろやか)

観光客で賑わう龍巻地獄とは異なり、静かで落ち着いた雰囲気の中で温泉を楽しめます。龍巻地獄を観なくても、ここには絶対に入っておくべきだと断言できます。

別府を訪れた際は、ぜひこの知る人ぞ知る名湯で、極上の湯浴みを体験してみてくださいね。

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