筋湯温泉の代名詞といえば、日本一のうたせ湯として知られる共同浴場「うたせ湯大浴場」です。
「日本一」と聞くと、期待値が上がりすぎてしまう人もいるかもしれません。 「え、これが日本一?」と、最初は拍子抜けする人もいるかもしれませんが、実際にうたせ湯を体験すれば、そのすごさにきっと納得するはずです。
今回は、筋湯温泉の日帰り入浴で絶対に外せない「うたせ湯大浴場」の魅力を、他の共同浴場や周辺情報とあわせてご紹介します。
日本一のうたせ湯「うたせ湯大浴場」

筋湯温泉は、標高約1,000mに位置し、958年に開湯した1,000年以上の歴史を持つ温泉地です。神経痛やリウマチに効能があるとされ、「筋の病に効く湯」から筋湯温泉と名付けられました。
そんな筋湯温泉の中心にあるのが、うたせ湯大浴場です。 約3mの高さから流れ落ちる18本の打たせ湯が並ぶ姿は圧巻です。
打たせ湯へのアクセス方法
筋湯温泉の共同浴場**「うたせ湯大浴場」**は、車でも公共交通機関でもアクセス可能です。
車でお越しの場合
- **大分自動車道「九重(ここのえ)IC」**から四季彩ロード、県道40号を経由し、約30分です。
- うたせ湯大浴場の目の前には、無料駐車場が4台分ありますが、混雑時は停められないこともあります。
- 温泉街には、他にも無料の公共駐車場(第1・第2)があります。特に**第1駐車場(日帰り専用)**は、県道沿いにあり分かりやすいのでおすすめです。
- Googleマップはこちらからどうぞ!https://maps.app.goo.gl/uDr7DcfTsNRL6Lhc8
公共交通機関でお越しの場合
- **JR久大本線「豊後中村(ぶんごなかむら)駅」で下車し、日田バスの「くじゅう登山口行き」**に乗車します。
- バス停**「筋湯」**で降りて、そこから徒歩ですぐです。
- バスの本数が少ないため、事前に時刻表を確認しておくと安心です。
うたせ湯の入浴方法
入浴券は、入り口にある自動販売機でコインを購入します。料金は400円です。
コイン投入口のレバーはゆっくりと押してください。強く押すとドアが開かないことがあります。もし開かない場合は、近くの係員の方に声をかけましょう。
不在の場合は、入り口に記載された電話番号に連絡してください。
期待を裏切る「うたせ湯」の威力

脱衣所は「日本一のうたせ湯の割には狭い…」と感じるかもしれませんが、中に入ればそんなことは気にならなくなります。
「うたせ湯」と聞くと、もっと本数が多く、もっと高いところからお湯が落ちているイメージを持つ人もいるかもしれません。しかし、実際にうたせ湯にあたってみると、その想像は良い意味で裏切られるはずです。
勢いよく落ちてくるお湯は、まるでマッサージを受けているかのよう。「痛い!」と感じるほどの強力な水圧が、肩や首のコリを心地よくほぐしてくれます。
他の共同浴場と足湯も満喫
筋湯温泉には、うたせ湯大浴場以外にも魅力的な共同浴場が3つあります。
風情あふれる露天風呂「岩ん湯」

筋湯温泉で特におすすめなのが、露天風呂の岩ん湯です。 木製の脱衣箱が並ぶ脱衣場から、自然の岩を利用した風情ある露天風呂へ。 こんなに素晴らしい温泉に400円で入れるなんて、本当に驚きです。
岩ん湯は、もう一つの共同浴場「薬師湯」と日替わりで男女が入れ替わります。
もう一つの共同浴場「薬師湯」

薬師湯は、岩ん湯と日替わりで男女が入れ替わる共同浴場です。 訪れた日は女湯だったため入浴できませんでしたが、次の機会にぜひ訪れたいですね。
筋湯温泉の足湯

うたせ湯大浴場の裏側には足湯もあります。 ちょうどいい湯加減で、ついつい長湯してしまうほど気持ちがいいですよ。
筋湯温泉 各施設の営業時間・料金
各施設の営業時間と入浴料金は、以下になります。
施設名 | 営業時間 | 料金 |
うたせ湯大浴場 | 6:00~21:30 | 400円 |
岩ん湯 | 7:00~22:00 | 400円 |
薬師湯 | 7:00~22:00 | 400円 |
※いずれも年中無休
※岩ん湯と薬師湯は日替わりで男女が入れ替わります。
まとめ
筋湯温泉の日帰り入浴は、うたせ湯大浴場を中心に、岩ん湯や薬師湯といった共同浴場を巡るのがおすすめです。
「日本一のうたせ湯」は、見た目の期待を良い意味で裏切る、強力な水圧が特徴。実際に体験して、その気持ちよさをぜひ味わってください。
筋湯温泉の豊かな歴史と泉質、そして風情ある温泉街の雰囲気を満喫できる日帰り入浴に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
ちなみに、筋湯温泉の旅館に宿泊すると、宿泊施設にあるコインで「うたせ湯」を無料で利用できます。
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